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- 違いは味だけじゃない! ラウンド前後は「ポカリ」、プレー中は「アクエリ」… スポーツ管理栄養士が飲み分けを勧める理由とは?
真夏はラウンドをお休みしていた人でも、そろそろコースが恋しくなってきた頃でしょう。しかし、まだまだ厳しい残暑が続きそう。スポーツドリンクでしっかり水分補給をして熱中症予防とパフォーマンスアップを図りたいところですが、「ポカリスエット」と「アクエリアス」ではどっちが良いのでしょうか。
「ポカリスエット」と「アクエリアス」の成分は意外と違う
今年は気候変動による温度上昇に加え、偏西風と高気圧の影響によって強烈な残暑が続いています。8月下旬に気象庁が発表した1カ月の平均気温の予報によると、特に8月末から9月中旬にかけては気温がかなり高くなり、危険な暑さとなりそうです。ふだんの生活でもそうですが、長時間炎天下にさらされるゴルフでは熱中症への警戒が不可欠です。

「熱中症を予防するには、喉が乾く前から少しずつ水分補給を行い、500mlのペットボトルをハーフで2本、18ホールなら4本、合計約2リットル摂取するのが目安です」と聖マリアンナ医科大学スポーツ生理学研究員の吉原紳さんがいうように、猛暑のラウンドではほとんどのプレーヤーが十分に水分をとっていることと思います。
ただし、水だけを摂取しても汗と一緒に失われた成分を補うことはできず、また大量に摂取すると水中毒を引き起こす場合もあるため、「汗とともに失われた成分を補うことのできるスポーツドリンクを飲むことも大切です」と吉原さんは付け加えます。
さっそくスーパーやドラッグストアへ買いに行くと、数種類のスポーツドリンクが棚に並んでいます。そこで迷うのが、ともにスポーツドリンクの代名詞的存在である「ポカリスエット」にするか「アクエリアス」を買うか、ではないでしょうか。ゴルファーがラウンド中の熱中症を防ぎ、なおかつできるだけいいパフォーマンスをするには、どちらが適しているのでしょうか。
スポーツ管理栄養士の土屋麻佑さんは次のように話します。
「熱中症対策としてとるならポカリスエットが有効です。その理由は、ナトリウム量が多く、点滴に使われる生理食塩水と同じ成分で、体に取り込まれやすいからです。汗をかいて失われた成分を補給するのにも適しているので、熱中症予防に最適といえます。ただし、ポカリスエットは甘味が強いため、人によっては一気に飲むと体が重くなることもあります。胃がもたれやすい方は、水で1.5~2倍くらいに薄めることによって飲みやすくなるでしょう。また、体重を気にしている方には、糖質量が少ないアクエリアスがおすすめです。アクエリアスにする場合は、熱中症対策タブレット等での塩分補給も忘れず行ってください」
参考までに、ポカリスエットとアクエリアスそれぞれ100mlあたりに含まれる成分を比較すると次のようになります。
成分(100mlあたり)
ポカリスエット アクエリアス
エネルギー 25kcal 19kcal
炭水化物 6.2g 4.7g
ナトリウム 49mg ――
食塩相当量 ―― 0.1g(ナトリウム40mg相当)
カリウム 20mg 8mg
カルシウム 2mg ――
マグネシウム 0.6mg 1.2mg
アルギニン ―― 25mg
イソロイシン ―― 1mg
バリン ―― 1m
ロイシン ―― 0.5mg
18ホールの水分摂取の目安である2リットル(2000ml)を飲むと、各成分も上記の20倍摂取することになります。2リットルで換算すると、例えばポカリスエットのエネルギーは500kcal、アクエリアスは380kcal、ナトリウムは、ポカリスエットで980mg、アクエリアスは800mg相当、カリウムはポカリスエットが400mg、アクエリアスが160mgとなります。また、アクエリアスには、バリン、ロイシン、イソロイシンという3つの必須アミノ酸(頭文字をとってBCAAと総称)が多く含まれています。
スタート前にはシャーベット状の「アイススラリー」がお勧め
「ポカリスエットにするかアクエリアスにするか迷った場合、一方のみしか買えない場合は、熱中症対策を優先するならポカリスエットを私はおすすめします。ただ、どちらも買えるとか、ほかの選択肢もあるとかいう状況なら、熱中症を予防しなおかつパフォーマンスを維持するために、スポーツドリンクをラウンドのタイミングによって飲み分けるのがベストです」
土屋さんはこう言って、最後にゴルファーにとって理想のスポーツドリンクの飲み分け方を教えてくれました。
「熱中症にならないために、水分補給とともに大事なのは体の深部体温を上げないことです。そこで、スタート前にプレクーリングとして、まずここ最近注目されているポカリスエットのアイススラリー(シャーベット状のもの)を飲んでおくことが有効です。それによって体の深部体温を下げ、体温の上がり始めを遅らせることができるからです」
「炎天下でのラウンド中は疲労が溜まりやすいため、アクエリアスを中心に補給するとよいでしょう。その理由は、糖質が少なくすっきり飲めること、またBCAA(筋肉の主要エネルギー源となり、運動時の持久力向上などの役割をもつ)やクエン酸が含まれているため疲労対策に良いからです」
「そして後半の9ホールで汗の量が増えてきたら、ナトリウムが含まれていて、体液に近く、エネルギー補給に効果的なポカリスエットがオススメです」
暑さ寒さも彼岸まで…とは、なりそうにない今年の9月。敬老の日やお彼岸の連休にゴルフの予定がある方は、熱中症対策とパフォーマンスの維持に、スポーツドリンクの飲み分けを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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