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- 人気番組『ゴルフ侍、見参!』に出演した“侍トップアマ”にオファーの裏話やマッチプレーの極意を聞いてみた
BSテレ東の人気番組『ゴルフ侍、見参!』の魅力の一つは、画面越しからでも伝わってくるトップアマの意気込みや緊張感、アマチュアには絶対に負けられないシニアプロのプライドにあります。今回は同番組に出演した経験を持つ“侍”に、いろいろと話を聞いてみました。
アマチュアにとっての夢の舞台とも言える『ゴルフ侍、見参!』
BSテレ東の人気番組『ゴルフ侍、見参!』は、アスリート指向の競技系ゴルファーを中心に、多くの支持を集めています。視聴者参加型となる同番組では、“侍(サムライ)”と称されたクラチャンやシニアチャンピオン級のトップアマが、百戦錬磨のシニアプロを相手に、9ホールのマッチプレーを挑んでいきます。

もちろん、ハンデは一切なしのガチンコ対決。その一方、勝負の舞台は“侍”のホームコースになるため、コースの隅々まで知り尽くしたトップアマに、少しだけアドバンテージがあるという絶妙な設定になっています。
同番組の魅力の一つは、トップアマの意気込みや緊張感、アマチュアには絶対に負けられないシニアプロのプライドが、画面越しからでもひしひしと伝わってくる点にあります。ちなみに現在までの戦績は、侍の94勝459敗75分(2025年8月末時点)と、シニアプロがその実力と貫禄を見せつける格好になっています。
実は筆者の知り合いにも、同番組に出演した経験を持つ“侍”が何人かいるのですが、今回は「どうしたら出演できるの?」といった素朴な疑問から、マッチプレーに挑む際の極意まで、いろいろと話を聞いてみました。
自分を信じたスイングを積み重ねることが“ゾーン”への入口
同番組では、公式ホームページからも出演者を募集していますが、筆者の知り合いのケースでは、番組スタッフからゴルフ場経由で出演のオファーが来たそうです。
“侍候補”となる人は、当然ながら片手ハンデ以下の猛者ばかりなのですが、実は出演を辞退する人も少なくないそうです。その理由の一つは、普段の試合とはまったく次元が異なるプレッシャーにあります。クラブの看板を背負っての一発勝負というだけでなく、何台ものカメラやスタッフが見守る中でのプレーは、場慣れしているトップアマにとっても未知に近い体験。しかも映像としてバッチリ残るので、変なミスをしたりすると一生イジられ続けたりして、最悪の場合はイップスになってしまった人もいるそうです(怖)。
ちなみに筆者の知り合いの“侍”は、自身はパープレーながらシニアプロの1UPで惜敗したり、シニアプロを圧倒して勝利をつかんだりした猛者中の猛者なのですが、プレッシャーに打ち勝つ秘訣などはあるのか聞いてみました。
「何人ものゴルフ仲間が『ゴルフ侍』に出演しているけど、ピンマイクを付けてもらった途端に緊張感が高まったり、ティーアップやパターで手が震えたりしたという話はよく聞いたよ」
「でも、この番組に出演できるってことはアマチュアにとって名誉なことだし、こんなチャンスはなかなかないと思えば、逆に集中して良いプレーができると思うんだよね。要は考え方の問題で、ミスしたらどうしようではなく、貴重な機会を楽しんでいこうという心構えで挑んでいけば、ホールを重ねるごとに集中力も高まってくる」
「シニアプロは百戦錬磨だし、マッチプレーの結果は時の運もあるから二の次で、とにかく後悔のないように自分のプレーを貫くべきだね。パターでもショットでも、もしも少しでも迷いや不安が頭に浮かんだら一度リセットして、自分を信じてスイングやストロークをすること」
「その積み重ねが、いわゆる“ゾーン”の入り口だと思う。ゾーンに入ると、カメラとかギャラリーとか全て自分のためにセッティングされたようにも思えて、何も感じない“無”のような境地になる」
……今回は思わぬ金言を得ることができましたが、こうした考え方は普段のラウンドにも通ずるものがありそうです。
『ゴルフ侍、見参!』に登場する全国の“侍”たちは、スタイルの違いはあれど、自分の実力や可能性を信じながら、真摯にゴルフ道を邁進してきたはず。彼らの振る舞いも参考にしながら、自分なりのゴルフスタイルを構築していけば、どんなシチュエーションでもぶれない真の実力が備わっていくかもしれません。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.7」。
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