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- 絶滅しない練習場でコースボールを打つ輩! 迷惑行為なだけでなく自分にもブーメランが返ってくるって本当!?
ゴルフの練習場では、専用のレンジボールを使うのが一般的です。ところが中には、実際のラウンドで使用するコースボールを持ち込み、練習に用いる人もいます。しかし、その行為には意外な落とし穴が潜んでいます。飛距離や感覚を大きく狂わせ、さらに施設側にとっても大きなリスクをもたらす可能性があるのです。では、練習場でコースボールを打つことには、どのような問題があるのでしょうか。
プレーヤー目線でのリスクは「飛びすぎること」による誤解
ゴルフの練習場では、専用のレンジボールを使うのが一般的です。ところが中には、実際のラウンドで使用するコースボールを持ち込み、練習に用いる人もいます。これは重大なマナー違反ですが、しかし、その行為には自分にもデメリットとして返ってくる意外な落とし穴が潜んでいます。
練習場のレンジボールとコースボールは、そもそも設計思想が異なります。そのため、多くの練習場ではコースボールの使用を禁止しています。
レッスンプロの三浦辰施氏は、次のように警鐘を鳴らします。
「コースボールは練習場で打つと想定以上に飛んでしまいます。プレーヤーにとって見逃せないリスクは、この“飛びすぎ”が距離感覚の誤解を生むことです。
実際、練習場のボールはコースボールに比べて1割程度飛ばないように作られています。そのため、練習場でコースボールを打つと、実際以上に飛距離が出ていると錯覚してしまうのです。

さらに注意すべきは、練習場のヤード表示です。多くの練習場では表示板が実際の距離より手前に設置されています。例えば8番アイアンでコースボールを打ち、150ヤードの看板に届いたとします。すると『自分は8番アイアンで150ヤード飛ばせる』と勘違いしてしまうのです。
もっと厄介なのは、練習用ボールに合わせて設置された看板の距離表示です。実際は200ヤードの地点に、250ヤードの看板が置かれていることも珍しくありません。その場合、コースボールで看板を越えた時点で、実力と20~30ヤードもの誤差が生じます。
こうした“脳内のバグ”を抱えたままコースに出ると、『250ヤード飛ぶはずなのに、思ったより飛ばない』と実力を見誤り、狙ったショットが決まらなくなってしまいます。これこそが最大のリスクであり、練習の積み重ねを逆効果にしてしまうのです」
練習場運営側から見たリスクとコストの問題
一方で、練習場側にも深刻なリスクがあります。三浦氏は次のように指摘します。
「練習場のレンジボールは耐久性を重視して作られています。表面は固く、割れにくい構造になっているのです。一方でコースボールはスピン性能や打感を優先しており、耐久性は低めです。そのため、練習場に混ざってしまうと割れてしまったり、回収や処理の手間が増えたりします。
さらに深刻なのは、安全性の問題です。コースボールは高初速で飛ぶよう設計されています。その結果、練習場のネットに想定外のスピードで直撃し、破損や切断を招く恐れがあります。施設にとっては大きな損失であり、利用者全体の安全を脅かしかねません」
練習場としては、安全確保と設備保全の観点から、持ち込みのコースボール使用を避けたいのが本音です。見た目は似ていても、設計思想や用途が全く異なるボールである以上、明確に使い分ける必要があるのです。
※ ※ ※
このように、練習場でコースボールを打つことは、プレーヤーにとっても施設にとっても大きなリスクを伴います。飛距離やスピン性能の違いから感覚を誤解する恐れがあるだけでなく、設備やボールの耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。レンジボールは、表面のディンプル数や構造にも工夫が施され、飛びすぎないよう設計されています。練習場では専用ボールを使うことが、最も合理的で安全な選択だといえるでしょう。
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