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- 今秋は例年以上に「キャンセル待ち」が増加しているってホント!? 特に集中する曜日や近年の傾向についてゴルフ場に聞いた
ようやく暑さも一段落して、本格的なゴルフシーズンに突入した日本列島。しかし、今年は例年以上に予約が殺到しているようで、キャンセル待ちも増加傾向だそうです。
コンペの予約が多い季節はキャンセル待ちが増える
ゴルフ仲間とゴルフ談議をしていると、今秋はキャンセル待ちが昨年よりも熾烈になっているようです。
「昨年はプレー希望日が予約で埋まっているとき、キャンセル待ちを入れると1週間くらいで予約が取れたんですよ。でも今年の秋は『キャンセル待ちが7組入っていますから、(プレー枠が)下りてこないかもしれません』といわれることが増えました」とボヤいていました。
実際に昨年と比べてキャンセル待ちは増えているのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「具体的にどのくらい増えているかは数えていませんが、キャンセル待ちは増えていると思います。その理由はコンペの予約が旺盛だからです。近年は猛暑や残暑の影響で、コンペの予約が10月と11月に集中しています。特に土曜日と3連休の中日は予約が殺到しています。その日にどうしてもプレーしたければ、キャンセル待ちを入れてもらうしかありません」

「ただ、ゴルフ場の印象としましては、キャンセル待ちを入れるのはメンバーさんが多いです。メンバーさんは毎週決まった曜日の決まった時間帯に予約を取りたがります。空き枠がなければキャンセル待ちを入れます」
「ビジターさんもキャンセル待ちを入れることはありますが、たぶん近隣のコースと天秤をかけています。そしてどこかのコースの予約が取れたら、それ以外のコースはキャンセル待ちを取り消していると思われます」
キャンセル待ちが増えてもゴルフ場が安泰なわけではない
一方で、キャンセル待ちが入るのは特定の曜日だけで、他の曜日はプレー枠が残っているとゴルフ場関係者は語ります。
「以前は毎週土日に連チャンで予約を入れるメンバーさんが主流でしたが、近年は土曜日にプレーして日曜日はラウンドを控える傾向があります。したがってキャンセル待ちが入るのは前述のとおり土曜日と3連休の中日です。逆に3連休の最終日は予約がなかなか埋まらず、プレー料金を下げても売れ残ることがあります。予約がもう少し分散してくれるとありがたいです」
「今の日本は団塊の世代が仕事をリタイヤし、平日の来場者が増えてきましたが、それでもまだ土日しかプレーできない人がたくさんいます。以前と比べて有給休暇は取りやすくなったみたいですが、有給休暇が取れるのは普段の土日の前後に1日加える程度です」
「インバウンドの人たちのように有給休暇をまとめて取り、長い休みを満喫するようになれば、ゴルフ場の予約も週末に集中するのではなく、全体的に分散するのではないでしょうか」
そう考えると、インバウンドがこれだけ増えているにもかかわらず、ゴルフ場に外国人観光客が増えてきたという話は聞こえてきません。九州など一部の地域ではアジア圏の人たちがゴルフ目当てに訪れているようですが、予約の取りづらさや言葉の通じにくさなど、海外のゴルファーが日本でプレーするにはいくつかの高い壁があるようです。
ただ、言葉の問題はスマートフォンの翻訳機能やポータブル翻訳機などで対応可能です。大手ゴルフ場運営会社は訪日客向けの翻訳対応を急ピッチで進めています。年間3000万人を突破した訪日客のうち何%かがゴルフ場に足を運んでくれれば、日本のゴルフ場ビジネスは新たなステージに進むことができるかもしれません。
コロナ禍のゴルフブームで日本人の新規ゴルファーは増えましたが、日本のゴルフを長年支えてきた団塊の世代は、近い将来ゴルフをリタイヤします。直近のキャンセル待ちが増えているからといって、決して安心できる状況ではありません。土日の需要が集中しすぎているという悩ましい問題を何とかクリアし、10年後も20年後も持続可能なビジネスモデルを構築してほしいです。
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