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- 異常気象で“秋の花粉症”が猛威!? ゴルファーが身を守る方法とは?
季節の変わり目を迎え、鼻水やせきといった体調異変を感じているゴルファーは少なくないことと思います。しかし、実はその症状はかぜではなく、花粉症かもしれないのです。
花粉を浴びている間、くしゃみや鼻水やせきなどの症状
「今日は朝から鼻水が出はじめて、せきもひどくなってきた。もしかして昨日のゴルフでかぜをひいたかな? 前半は汗をかいたけど、食堂は冷房が効いていたし、終盤は肌寒くて体が冷えたのがいけなかったかも……」
季節の変わり目を迎え、こうした体調異変を感じているゴルファーは少なくないことと思います。しかし、実はその症状はかぜではなく、花粉症かもしれないのです。
「鼻水やくしゃみの症状で受診される患者さんで、秋の花粉症が増えています。秋の花粉症は鼻水、くしゃみ、鼻づまりの症状が多いのはもちろん、せきがつよく出るのが特徴です」と言うのは、たなか耳鼻咽喉科(東京都豊島区)の田中伸明院長です。

ニュース番組でも特集されていますが、どうやら今年は、長引く暑さの影響で秋の花粉症が猛威をふるう可能性があるといいます。秋の花粉症は、春の花粉症と何が違うのでしょうか?
「単純にアレルギーの原因物質が違います。ご存じのように、春の花粉症はスギやヒノキなど樹木の花粉がアレルゲンとなります。いっぽう秋の花粉症は草の花粉で、代表的なのはヨモギ、ブタクサ、カナムグラなどです。スギやヒノキの花粉が数百キロも遠くまで飛ぶのに対して、秋花粉は数百メートルしか飛ぶことはありません。都心では少ないのですが、雑草のようなものですから、都市部でも川原や地方には比較的よく生えていると思います」
遠くまで飛ばないのなら日常生活で花粉を吸う可能性は低そうですが、それらが生えているところへ行く機会が多い人にとって影響は避けられないでしょう。河川敷コースはもちろんゴルフ場へ行くゴルファーは、まさに飛んで火にいる夏の虫のようなものかもしれません。
最も心配なのはせきの症状です。筆者は毎年スギ花粉症に悩まされていますが、これまでせきの症状は記憶にありません。なぜ秋の花粉症では、せきが出るのでしょうか。せきが出るとかぜかなと思うのが人情ですが、かぜとの見分け方はあるのでしょうか。
「気道症状であるせきが出るのは、秋花粉の特徴の一つです。秋花粉は粒子が比較的小さいため気道につきやすいのです。春花粉の場合、スギでは気道症状はあまりなく、ヒノキだと多少あります」
「見分け方ですが、秋の花粉症だとしたら花粉を浴びている間、くしゃみや鼻水やせきなどの症状が出ます。花粉を曝露(浴びること)したその日、そこから症状が出たり悪くなったりするので分かりやすいと思います。一方、かぜは継続的に症状が続きます。ある程度長いあいだ治らないときは、かぜである可能性が高いかもしれません。もともとアレルギーのある方は耳鼻科を受診し、アレルギー検査を受けることによって診断をしっかりつけておくと今後のためにもいいでしょう」。田中院長はこうアドバイスします。
夏が暑く日射量が多いと、秋の花粉の飛散量が多くなる
ところで、ここへきて秋の花粉症が猛威をふるいつつある原因として、異常気象が指摘されています。近年は猛暑が常態化していますが、今年は10月の声がきこえてからも東京都心で真夏日を記録するなど、関東近郊は30度超えの残暑が断続的に続きました。
専門家によると、夏が暑く日射量が多いと、草木はたくさん光合成をして大きく成長するといいます。そのため今年は花粉の飛散量が多くなり、10月いっぱいは例年より秋花粉を浴びやすいと予測されます。
また九州の一部では、先日ソメイヨシノの開花が観測されました。もしかすると来春のスギ花粉も、早い時期から猛威をふるうかもしれません。
「秋の花粉症にも春の花粉症にも共通しますが、まずは先ほども言ったように、アレルギー検査を受けてしっかり診断をつけることが大切です。原因が分かれば服薬等で症状を抑えることができるからです。また、アレルギーがある人はマスクやゴーグルやキャップを着用して予防すること、帰宅時は服をはたいたりして花粉を家に持ち込まないことを心がけるといいでしょう」
国民の半数近くが春のスギ花粉症に罹患しているといわれますが、なんと秋まで花粉症に悩まされるとは……。しかしゴルファーの皆さん、ここはポジティブにとらえ、「花粉症など慣れたもの!」という意気込みでしっかり対策し、ゴルフのベストシーズンを楽しみましょう。
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