- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- ハーフ「48」は出るのにトータル「96」が出ない… “あと一歩”で崩れるゴルファーの共通点
ハーフはよくてもトータルで好スコアがそろわない、というのはどんなレベルのゴルファーでも共通した悩みです。
ハーフベストとトータルベストは難易度が違う
ゴルフ好きが集まる飲み屋でゴルフ談義をしていたところ、次のような話題になりました。
「ボクは最近、ゴルフの調子がいいので、ベストスコアが更新できるのではないかと自分に期待しているんですよ。今のベストスコアは98ですが、98はもう何度も出ています。最初に出したときは50・48の98で、次に出したときは48・50の98でした。その後もハーフ48は出るのですが、片方のハーフが必ず50なんです」
「単純に計算すれば、ハーフ48が出るんだから、48・48の96が出てもおかしくないですよね。それなのにハーフ48が両方そろうことが一度もないんです」
「この間のラウンドも、前半ハーフで48が出たので、『今日こそ後半もハーフ48で上がってやる』と意気込み、出だし3ホールはボギー、ボギー、ダボの4オーバーとまずまずの滑り出しでした」
「ところが4ホール目でティーショットを右の林に打ち込み、1打でフェアウェイに戻すことができず、その後も細かいミスが続いてパー4で8を打ってしまいました」
「でも、その時点では4ホールで8オーバーだから、まだ余裕があるじゃないですか。残り5ホールを4オーバーでプレーすればハーフ48ですし、5オーバーでもハーフ49でベストスコア更新です」

「それなのに8を打った時点でミスを挽回しようとパーを狙い始めるんですよ。『ゴルフの調子は悪くないんだから、いいショットが続けばパーが取れるはず』と自分に期待をかけてしまうんです。そうすると、ちょっとしたミスが出ただけで自分にガッカリし、『パーが取れなかったらボギーもダボも一緒』みたいな発想に陥ってしまいます」
「本当はパーが取れなくてもボギーで食い止めれば、最終ホールまで40台の可能性を残すことができるのに、自分に期待しすぎて自滅するパターンを繰り返しています。これってどうしたらいいでしょうか?」
計算どおりのスコアが出ても100点満点とは限らない
筆者も同じような自滅パターンを何度も経験していますから、その気持ちは痛いほどよく分かります。1ホールで4オーバーのミスをしてしまうと、ミスを取り返したくなります。
ただ、ハーフ12オーバーまでが許容範囲であれば、冷静に考えるとそんなに慌てることはありません。ボギーをコツコツと積み重ねていけば、目標スコアで上がれるチャンスは残ります。
一方で、「ボギーでOK」と考え始めると、ボギーを取ることすら危うくなるのがゴルフです。あくまでもパーを目標にマネジメントしながら、パーを取るのが難しければボギー狙いに切り替えるのがこの場合の正しい心構えなのでしょう。
今回のケースと似たようなパターンで、「ハーフ49は出たけどトータル100が切れない」「ハーフ44は出たけどトータル90が切れない」「ハーフ39は出たけどトータル80が切れない」とヤキモキしているゴルファーはとても多いです。計算上は同じスコアが2回続けば目標スコアが出るはずなのに、計算どおりにいかないのがゴルフの難しいところであり、面白いところでもあります。
前述のゴルファーに関していえば、前半48、後半48、トータル96のベストスコアは近いうちに必ず出るでしょう。そのスコアが出たら「大人になってからこんなにうれしいことって他にあったっけ?」と思うくらい、うれしい気持ちになります。
でも、そのスコアが出たからといって、100点満点のプレーだったかといえば、そうでもないのです。「○番ホールでOBを打たなければ、あと1打縮められたはず」「○番ホールのアプローチがもう少し寄ればパーが取れたかもしれない」「○番ホールのバーディーパットをがっついて、返しのパーパットも外してボギーにしたのはもったいなかった」など、スコアを縮める余地はまだ残っています。
ゴルフというスポーツは「前回のラウンドよりもいいスコアで回れるはず」と自分に期待しながら、思いどおりにプレーできない自分にガッカリし、それでもめげることなく次回のラウンドに挑むことの繰り返しなのでしょう。
最新の記事
pick up
ranking











