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- 10打以上叩いているのに必ず「9」と申告する人は一定数いる! スコアの数え間違いは常に“見て見ぬフリ”が最善なのか?
スコアの数え間違いは誰にでも起こることです。しかし、それが偶然か意図的なのかによって、同伴プレーヤーの印象は大きく変わります。もし、同伴者のスコア間違いに気づいた場合、毎回指摘するべきなのでしょうか。
翌日にスコアの数え間違いに気づくことがある
近ごろは乗用カートに設置されたカートナビにスコア入力機能が搭載されており、各ホールのプレーを終えると全員がスコアを申告し、まとめて入力するのが一般的になりました。したがって自分ではスコアカードを記入せず、ラウンド後にマスター室でスコアカードをプリントアウトしてもらうゴルファーが多くなっています。
また、近年はスマートフォンのスコア管理アプリや腕時計型のゴルフナビを使用しているゴルファーも増えています。デジタル機器にスコアを記録するのがもはや主流になっています。ゴルフ場関係者と話をしていると「紙のスコアカードを持って行くゴルファーが昔と比べて明らかに減った」と口をそろえます。
それでも筆者はいまだに紙のスコアカードを持ち歩いています。それにはいくつかの理由があります。まず、カートナビのスコア入力機能は基本的に各ホールのスコアしか入力できません。パット数やOBの数、バンカーや池に打ち込んだ回数はカウントできません。
筆者はラウンド翌日にこれらの情報をスコア管理アプリに入力しますから、各ホールのスコアだけでなく、OB、バン入(バンカーに入れること)、池ポチャ、ワンペナの数も紙のスコアカードに記入しています。
「それだったらラウンドしながらスコア管理アプリに入力すればいいのでは?」といわれるのですが、アナログ世代なのでラウンド中にデジタル機器を触ることに抵抗があります。それとラウンド中にショットの細かな情報を入力していると時間がかかるので、紙のスコアカードを今でも使用しています。

そしてラウンド翌日に手書きで記入した情報をスコア管理アプリに入力するのですが、ときどき発覚するのがスコアの数え間違いです。ラウンド当日に「7です」と申告したスコアが「実は8でした」ということが、1年に1~2回あります。
筆者の場合、スコアの数え間違いをするのは十中八九バンカー絡みです。グリーン周りのバンカーに打ち込み、1打で脱出できずに2打を要したとき、2打目でグリーンに乗せたつもりになっていたけど、あとから振り返ると2打目はグリーンの先のラフまで転がっていて、そこからアプローチで慌ててグリーンに乗せたことを思い出した、というのがよくあるパターンです。
そのことに気づいたら、スコアカードに「7」と書いた数字を消しゴムで消して「8」と書き直し、スコア管理アプリも「8」と入力します。競技ゴルフなら過少申告は失格になりますが、アマチュアのエンジョイゴルフですから、「ラウンド翌日に気づいて修正したので大目に見てください」とゴルフの神様に謝ります。
スコアの数え間違いはうっかりミスと意図的なケースがある
結果としてスコアを過少申告してしまったとき、気にするのが「ラウンド当日に同伴者がスコアの数え間違いに気づいていたかどうか」です。気づいていたけど見て見ぬフリをしてくれたか、それとも気づいていなかったかのどちらかです。見て見ぬフリをしてくれたなら「気を使わせて申し訳なかったな」と思います。
筆者自身、同伴者がスコアを数え間違えても、見て見ぬフリをします。ゴルフは自己申告のスポーツですから、本人が申告したスコアにはよほどのことがない限り口を出しません。ビギナーだけでなく上級者でもスコアを数え間違えることはありますし、ほとんどの場合、うっかりミスです。数え間違えるのは、何らかのトラブルがあって打数がかさんだホールですから、気が動転して記憶があやふやになることがあります。
ただ、1ラウンドに2回も3回も数え間違いをするのは、うっかりミスではなく意図的と判断します。ゴルファーの中には10打以上たたいても必ず「9」と申告する人が一定数存在します。そういう人に遭遇すると「10以上の数字を数えたくない人なんだな」と認識します。世の中には度を超えた負けず嫌いの人がいますから、10打以上たたいたことを認めたくないのでしょう。
意図的な過少申告も、うっかりミスも、間違ったスコアを申告していること自体は変わりありません。それだけで軽蔑したり、あきれたりすることはありません。
でも、スコアを過少申告しているのに、自分のスコアを自慢したり、人のスコアをバカにしたりする人は軽蔑します。次回のラウンドに誘われても、やんわりとお断りします。ゴルフは楽しいスポーツですが、楽しくない人と回っても楽しみが半減するどころか不愉快な気持ちになります。
ゴルフは性格が出るのと同じように、スコアの申告も性格が出ます。その性格が許容できるかどうかも人それぞれです。より多くの人に許容してもらうには、どんなトラブルに見舞われても打数をちゃんと数え、正確に申告すべきなのでしょう。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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