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- 「吹き流しの旗に向かってパッティング」「サッカースパイクで来場」など… ゴルフ場で目撃された“驚くべきビギナー”とは?
ゴルフ人口の減少が懸念されている昨今、新たに始めるビギナーはどこのゴルフ場でも歓迎されています。しかし、経験者が同伴しない組では、ビギナーならではの驚くべき行動が目撃されることがあるようです。
コースデビューで驚きの行動を取ることがある
近年はゴルフを始めてすぐにコースデビューしたほうが、ゴルフ場でスムーズにプレーするにはどんな技術が必要なのかが明確になり、練習の正しい方向性が分かるといわれています。
とはいえ、コースデビューするにしてもいきなり一人予約というわけにはいきませんから、一緒に行ってくれる仲間を集めたり、道具をそろえたりする必要があります。まずは練習場やスクールでボールを打つことに慣れてから、コースデビューする人が多いと思います。
しかしながら、練習場とゴルフ場は別物です。練習場で学んだ知識がゴルフ場ではまったく通用しなかったりします。ゴルフ場関係者が驚いたビギナーの行動をいくつか挙げてもらいました。
「ゴルフ場でプレーするのにボールやティーペッグを持ってきていないお客様や、ゴルフクラブが買ったばかりの状態で、ビニールがまだついたままというお客様がいらっしゃいました」

「あとはゴルフ用のスパイクをまだ購入していないからサッカー用のスパイクを履いてきたり、ティーイングエリアで『ボールはどこから出てくるんですか?』という話も聞いたことがあります」
「それと最近は見かけなくなりましたが、以前はパー4やパー5のフェアウェイにティーショットの狙いどころを示す黄色い旗を設置しているゴルフ場があったんですよ。あれってカップをフェアウェイに埋め込んで、そこに旗を挿しているんですけど、そのカップに向かってパターをしている組もいました」
「ただ、ゴルフ場はそういうビギナーさんを育てていかなければいけませんから、基本的には使い方を丁寧にお教えします。ただ、サッカースパイクだけはグリーンがボコボコになってしまうので、『これはさすがに勘弁してください』とお断りしました」
ゴルフ場が気にするのは行動よりもラウンド時間
一方で、ゴルフ場の使い方でビギナーに守ってほしいことはそんなにたくさんあるわけではありません。むしろ、これだけ守ってくれれば大丈夫と断言します。
「何よりも守ってほしいことはラウンド時間です。時間さえ守ってくれれば、どんな方でもウェルカムです。スコアがいくつだろうが、まったく気にしません」
「ラウンド時間の目安は、うちのゴルフ場はハーフ2時間15分以内です。2時間15分を超えるとマスター室に表示される所要時間が黄色になり、2時間30分を超えると赤色になります」
「それ以前に、進行が遅れそうな組は最初の1~2ホールで分かります。そうすると『この組、ちょっと危ないね』と判断し、ただちにスタッフを派遣してスピードアップを図ります。いわゆるマーシャルですね。うちの場合はキャディーさんが張りついて、ほぼキャディー付きプレーのような形で進行を引っ張ります」
「何が原因で進行が遅れているかはお客様によってさまざまです。グリーンの芝目を読むのにプロみたいに時間をかけていたり、ショットごとのルーティンがすごく長かったりしますから、なぜ遅いのかを見極めたうえでアドバイスします」
「ただ、お客様と揉めることも多いです。『何しに来たんだ』『こっちは客だぞ』みたいにいわれるのですが、1組のせいで後続組すべての進行が遅れ、ご迷惑がかかります」
「そういう意味でいうと、ビギナーの方にお願いしたいのは、ラウンド時間が遅れているかどうかも分からないビギナー同士の4人組で来るのは避けてほしいです。ラウンド慣れしている人が1人でもいるところに入ってほしいですね」
個人的に推奨したいのは、ラウンド慣れしている1名とビギナー1~2名の2サムか3サムです。4サムの場合、経験者1名とビギナー3名では負担が大きいです。経験者2名とビギナー2名の組み合わせが好ましいです。
ラウンド時間を守るコツを身につけるには、やはりラウンド慣れしている人から学ぶのが手っ取り早いです。スコアメーク術よりも先にタイムマネジメント術を身につけると、コンペに参加するときや初対面の人と回るときも慌てることなくプレーできるようになります。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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