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- ゴルフ場が頭を抱える“無銭プレー” 驚きの実態と対策とは?
「無銭飲食」という言葉は昔から聞きますが、ゴルフ場関係者に聞いてみるとゴルフ場でも精算しないで帰ってしまう「無銭プレー」がまれに発生しているようです。その背景には人手不足対策で増えた自動精算機や、予約サイトが利便性を高めるために始めた「一人予約」があるようです。無銭ゴルファーの狡猾な手口とは?
ロッカーキーを持って帰るのは無銭プレーの常とう手段
多くのゴルフ場ではプレー後に精算をしているのはご存じのとおり。事前精算であれば「プレーのされ逃げ」つまり「無銭プレー」はできませんが、練習場のボール代、飲食代などはプレーヤーごとに異なるので、現実問題としては難しいでしょう。
では、「無銭プレー」の手口とはどういったものでしょうか。実際に被害に遭った複数のゴルフ場に話を聞いてみました。
「プレー終了から時間が経過しても精算されず、ロッカーキーがフロントに戻ってこないことがあります。不審に思ってロッカーを確認すると扉が開いたままか、施錠されたまま中身は空っぽ。中にはロッカーキーをそのまま持って帰る手口もあります。フロントで書いてもらった電話番号は出ませんし、住所も本人かどうか確証が持てないため請求書を送れません。特に『一人予約』だとプレーが終われば解散で、同伴プレーヤーに聞いたとしてもどこの誰だか知りません。そこを悪用されてしまいました」(Aゴルフ場関係者)

このように、最初から逃げることを目的とした「偽造プロフィール」での予約は、追跡を極めて困難にします。さらに別のゴルフ場でも、
「財布を忘れたといって精算せずに帰った人がいます。後日、請求書を送っても支払いをしてこなかったので内容証明を送りました。このようなお客様に関しては、最終的に警察への相談や県のゴルフ連盟で名前を共有してプレーできなくするという措置も考えざる得ません」(Bゴルフ場関係者)
「昔、プレー枠が空いていれば予約なしでも当日プレーを受け付けている時期がありました。そのプレーヤーが精算せずに帰ってしまったことが分かっても、もちろん連絡先はすべてでたらめ。周辺のゴルフ場で同様のことがあったようで、それ以来は身分証明書の提示をしてもらうことにしました」(Cゴルフ場関係者)といった被害があったといいます。
精算をする前に何らかの理由でクラブハウスから出る人もいます。精算をしているかどうかをその都度、確認を取るわけにもいかず、犯行を事前に防ぐのは困難だといいます。
一人予約で赤の他人とプレーすれば身元がバレにくい
こうした「無銭プレー」の被害の実例を聞いてみると、一人で来場しているケースが多いようです。
最近はゴルフ場予約サイトなどで「一人予約」が人気です。ゴルフ仲間がいなくなった方にとって、いつでも気軽に予約できる便利なサービスですし、新たなゴルフ仲間を作る場でもあります。
一方で、一人予約による同伴プレーヤーはお互いに「その日限りの関係」がほとんど。ホールアウト後は各自がバラバラに解散となるため、同じ組に精算をしない人がいても連絡先が分からないことがあります。最初から「無銭プレー」を目論んでいる人にとっては、そこに付け入るスキがあるともいえます。
また「フロントの省力化」も被害が増えている理由の一つでしょう。人手不足で自動精算機が導入されれば、フロント周辺の手が薄くなる時間が生まれています。ロッカーキーをタッチさせず、そのままロッカー内に放置したり、あるいは持ち帰ってしまうことがしやすくなり、「無銭プレー」の温床となっているともいえます。
身分証明書の厳格化などの対策は手続きの煩雑化を生む
知人同士のラウンドであれば、無銭プレーをしようとしても精算せずに帰ろうとすることは考えにくいでしょう。一人予約であっても、昔はフロントにいるスタッフが対面でチェックアウトを行うのが当たり前でした。
「無銭プレー」の防止対策としては、チェックイン時の身分証提示の厳格化、オンライン予約時の完全事前決済への移行といったことが考えられます。しかし、こうした対策は、ルールを守っている大多数の善良なゴルファーにとっても、手続きの煩雑化や心理的な壁を生むことになります。
ゴルフは「審判がいないスポーツ」であり、プレーヤーの誠実さとエチケットによって支えられています。その精神はコース上でのプレーだけでなく、施設を利用し、対価を支払うという社会的なルールにおいても同様なのです。
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