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- ゴルフ歴3年以内に身に着けたいマナーとは? 同伴者に嫌われない“最低ライン”
ゴルフ初心者向け調査で経験半年未満よりも1~3年のプレーヤーの方がマナー不安を感じている実態が明らかに。プレーに慣れた頃こそ見直したい基本とは何か。同伴者に好かれる“必須マナー5ポイント”とともに、その身につけ方を探ります。
プレーに慣れてきた頃になって自身のマナーへの不安を感じる
本格的ゴルフシーズンの到来とともに、20代以上のゴルファーを対象にした「初心者が不安に感じるゴルフマナー」に関するアンケートの結果が公表されました(パーソナルゴルフスクールを運営している株式会社クリア調べ)。
それによると、ゴルフ歴6カ月未満の人より、1年から3年とゴルフ歴が長い人の方がマナーに対しての不安を感じている傾向にあることが分かりました。ビギナーの頃は「プレーするだけで手いっぱい。マナーにまで気が回らなかった」けれど、ラウンドの経験が増えるにつれ「ビギナー時代を振り返ると恥ずかしい。今からでも正しいマナーを知り、身につけたい」と感じているゴルファーが多いことがうかがえます。
これについて、ビジネスマナーやコミュニケーションなど人材育成のためのさまざまな研修を提案している株式会社エミー・代表取締役の渡辺満枝さんは次のように分析します。
「『ゴルフは、技術より先にマナーを学ぶことが大切』とよく言われます。しかし、昨今はそれよりも技術を覚えて早くコースに出たいと思う人がほとんどでしょうから、半年、1年、3年と経ち、プレーに慣れてきた頃になってマナーへの不安を感じる人は少なくないでしょう」

では、ビギナーはいつ、どこでゴルフマナーを学んだらいいのでしょうか。
「念願のコースデビューに向け、本を読んだりビデオを見たりしてマナーやルールを覚えようとしても、座学で未知のシチュエーションをイメージするのには限界があります。初めて耳にするゴルフ用語も多いですし、マナーが必要な場面や重要性を理解するのは難しいでしょう。手っとり早くマナーを身につけるには、ゴルフをよく知っているベテランの同伴者と一緒にラウンドをしながら教えてもらうのがベストといえます。ビギナーの方は、ラウンドが始まる前に同伴者へ『まだマナーやルールで分からないことがたくさんありますので、いろいろ教えてください』と伝えることが大切です」
ビギナーが学ぶ姿勢をもって接することによって先輩ゴルファーの多くは快く教えてくれるはず、と渡辺さんは言います。
「私自身ゴルフが好きでラウンドを楽しむかたわら、お客様とのラウンド機会が多いプロゴルファーを対象にした接遇研修の際に、ゴルフマナーについて話を聞く機会もあります。公私の経験を通して感じるのは、ゴルフでは、安全の確保、プレーの進行、コースの保護に対する心がけ、そして他のプレーヤーを不快にしない言動が大切だということです。ゴルフマナーは堅苦しいし苦手だと思っている方もいるようですが、それをしっかり押さえておくと、とんでもないマナー違反をすることはないと思います」
ビギナーが知っておきたい“ラウンド必須マナー5ポイント”
後になって恥ずかしい思いをしないためにも、ビギナーが知っておきたい“ラウンド必須マナー5ポイント”を渡辺さんに教えてもらいました。
「一つ目はスタート前とホールアウト後に同伴者やキャディーさんにきちんとあいさつをすることです。最初のあいさつでみんなの緊張がほぐれて気持ちよくラウンドできますし、最後のあいさつによっていい1日を過ごした充実感を共有できます。大きな声と笑顔で爽やかに、がいいですね」
「2つ目は、人がティーショットを打つときは前に出ない、動かない、おしゃべりしないようにすることです。実は、以前、私はティーイングエリアより先の斜面に立っていて同伴者の打ったボールがスネに直撃してしまい大ケガをしたことがあるのです。前方、特に右側は危険ですので出ないよう気をつけ、もし出ている人がいたら注意してあげましょう。動かず、声を出さず、打つ人のボールの行方を見守ることも大切です」
「3つ目は、あらかじめ予測した距離や状況に対応できるようクラブを複数本持って移動しましょう。ボールの位置まで行ってからクラブを取ったり取り換えに戻ったりすると、プレーの進行が遅れてしまうからです。ちなみに、ボール探しの時間は2019年のルール改正により5分から3分に短縮されました。3分は思ったより短いことを、一度測って体感するといいでしょう」
「それから4つ目は、グリーン上では走らない、人のラインを踏まないことです。カカトを引きずるような歩き方、ピンの置き方にも気をつけてください。いかなる場合もグリーンを傷めない、丁寧に扱う配慮が大切です」
「最後の5つ目は、バンカーに入ったら必ずレーキで砂をならして出ることです。ショットの跡とスタンスの跡をきれいにならしたら、後ずさりしながら自分が歩いた足跡を消していきましょう」
一方、マナー面で最も嫌われるタイプのゴルファーは「同伴者への気遣いを全くしない自己中心的なプレーヤーです」と話します。
「たとえば、人のボールは探さないのに自分のボールだけは時間おかまいなしで探すような人は、ある程度ゴルフがうまいとしても嫌がられるようです。ゴルフマナーを身につけるにはラウンド経験を積むことも大切ですが、ビギナーの頃からこれまで述べたポイントを意識して回るようにすると、3年もたたずに自然と身についてきます。同伴者から『また一緒に回りたい』と思われるような、素敵なゴルファーになれるでしょう」
最後に、渡辺さんはこう付け加えます。
「ゴルフマナーのベースには、相手を不快にさせないことと思いやりの気持ちが欠かせませんが、それらはまさにビジネスマナーの基本にも通じるものです。ゴルフマナーが身についている人はビジネスにおいても好かれるし、信頼される。“できるビジネスパーソン”といえるのではないでしょうか」
この春からゴルフマナーをしっかり覚えて、見直して、“ゴルデキ”と“シゴデキ”の一挙了得を目指してはいかがでしょうか。
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