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- コンペ幹事は要注意!? 確実な「キャンセル料徴収」に向けたゴルフ場の最新システム事情
夏前のゴルフシーズンはゴルフ場にとっても稼ぎ時。特にコンペは10組、20組単位の予約になることもあります。ところがプレー日直前になって予約時の半分の組数に変更されたり、ひどい場合は無断キャンセルということも。予約枠が空いてしまうゴルフ場は大きな痛手です。このような変更・キャンセルへの対策はどのようにしているのか、ゴルフ場関係者に聞いてみました。
コンペの直前キャンセルは大損害
ゴルフ場は事前に予約をもらい、そのゴルファーが当日にプレーして初めて売り上げになります。しかし、プレー予定日直前になって10組40名のコンペ予約をキャンセルする幹事もいるそうで、こうなるとゴルフ場にとっては大損害です。
このような大規模キャンセルは、予約当初に別コースの予約もしていて両てんびんにかけておき当該コースをキャンセルし忘れていた、というケースが多いようです。
あるゴルフ場関係者は「大型コンペの幹事様には、プレー日が近づくと組数だけでも確定してほしいと連絡を入れます。半年前の予約時より組数が減ることはよくあることなので、空いた予約枠を再販することができますから」と、直前キャンセルはないか様子を伺いつつ、損害を回避しているそうです。
コンペは多めに予約枠数を押さえるのが一般的です。最終的に組数が減るのはゴルフ場も織り込み済みでしょうが、それを直前まで連絡してこない幹事は意外と多いといいます。

以前までは、こうしたケースでもキャンセル料を取らないコースが数多くありました。それは「客離れ」を懸念してのことです。
しかし最近では、最新の予約システムを導入して確実にキャンセル料を徴収するゴルフ場も増加するなど、姿勢は変わってきているようです。
結果として「キャンセル料を取られないように」と、予約した幹事からも早いタイミングでキャンセル連絡は入るようになったそうです。
早めのキャンセルを促す
キャンセル料を確実に徴収するための新たなシステムとは大手グループコースを中心に活用が始まっているもので、ショートメールを利用してキャンセル料を請求する方法。最近では導入するゴルフ場が増えているといいます。
「従来のキャンセル料の徴収では、請求書を発行して郵送したり、お客様に電話したりと手間がかかっていました。それが登録している電話番号にショートメールを送るだけになって、とても省力化できています。支払いもオンラインでできるようになっています」(導入したゴルフ場関係者)
しかしIT化した便利なシステムではあるものの、お客様との関係性も考慮に入れる必要はあるようです。
「毎年コンペでコースを使ってくださっているお客様や常連様には、これまでの信頼や関係性もあるので唐突にキャンセル料を請求しないようにしています。キャンセルの連絡があった際に、日にちを変えてもらうことで穴埋めをしてもらうようお願いしているのです」(同)
もちろん中には悪質な人もいるそうです。
「キャンセル料を請求したら電話をしてきて『そちらのコースの親会社の重役にいいつけてやるぞ』と脅してきた人がいました」(同)
ゴルフ場にはキャンセル料の規定があり近年は徴収が進みつつあるものの、まだまだ一筋縄ではいかないのが現実のようです。
【取材・文】福島睦久(ふくしま・ちかひさ)
1981年生まれ。ゴルフ場予約サービス及びゴルフ場と企業のビジネスマッチング事業を展開する企業の代表取締役。会社経営の傍らライターとして業界の情報を発信する活動を行っている。生涯の目標は全世界すべてのゴルフ場への訪問すること。
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