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- カミナリ中断「あと1ホールだから」は危険な判断! ゴルフ場が伝えたい正しい行動とは?
夏の風物詩とも言える「雷」は、ゴルファーの大敵です。今回はゴルフ場関係者の話を交えながら、具体的な対処法を確認してみました。
雷鳴が聞こえたら、サイレンを待たずに避難を優先
自然の中で楽しむゴルフでは、風や雨、酷暑といった天候の影響が避けられません。それらはプレーの難易度を高めるとともに、プレーヤーの集中力や体力まで奪っていきます。とはいえ、事前の準備や経験則があれば、ある程度は上手く対応できるはずです。
一方、どうにもならないのは、雷(かみなり)です。雷は高いところに落ちやすいため、背の高い樹木が多いゴルフ場は、そもそも落雷事故が起きやすい環境です。さらに標高の高い山岳コースや林間コースでは、その危険度が増します。また、金属製のゴルフクラブは、雷の通電経路になるリスクがあります。

では、プレー中に雷鳴が聞こえてきた場合には、どのように対処するべきなのでしょうか。今回はゴルフ場関係者の話を交えながら、具体的な対処法を確認していきます。
多くのゴルフ場ではコース内にサイレンを備え、雷雲が迫っている場合には、サイレンを鳴らしてプレーの中断や避難を促します。また、カートナビの表示や音声などでも、同様の連絡を行います。
あるゴルフ場の関係者は、「雷は読めない部分もあるので、プレーの中断をお願いするタイミングが悩ましいのも事実ですが、やはりお客様やスタッフの安全第一で判断するようにしています。また、もしもサイレンがない場合でも、危険を感じた場合には遠慮なくプレーを中断し、自主的に避難していただきたいです」と話します。
プレーに夢中になっていると、「雷の音が遠いから大丈夫でしょ」とか「もう少しでホールアウトできるから続けてしまおう」などと軽く考えがちです。とはいえ、いわゆる正常性バイアスがかかった心理状態であることを自覚した上で、安全第一の判断をすることが重要と言えそうです。
プレー再開は自己判断せず、ゴルフ場の指示を待つ
より具体的な対処法や注意点などを確認していきましょう。
避難を促すサイレンが聞こえたら、どんな状況であっても即座にプレーを中断し、避難を優先します。クラブや傘といった金属製のアイテムは、その場に置きっぱなしにしたほうが無難でしょう。
避難の際は、ゴルフ場やキャディーさんの指示に従いつつ、“手ぶらで身を低くしながら早足”がベターです。
その一方、近くに避雷小屋やお茶屋さん、クラブハウスなどがない場合には、徒歩ではなくカートで移動するのが現実的です。カートでの移動時は、念のためフレームなどの金属部に手や体が触れないように注意しましょう。
一方、絶対に避けたいのは、高い木の下への避難です。木の下は一見すると安全に思えますが、高い木は雷を引き寄せるとともに、万が一の落雷時には電流が地面にまで伝わってきます。また、池やクリークといった水辺も、雷の電流が広がりやすいので非常に危険です。
避難後は、安全が確保されるまで気長に待機します。空模様が好転してきても、「もう大丈夫かな」と自己判断でプレーを再開するのではなく、あくまでもゴルフ場の指示を待ちます。
雷を伴う夕立や天気の急変は、夏の風物詩でもあります。プレー中に雷が過ぎ去るのを待つのは焦れるかもしれませんが、安全第一かつ風情を楽しむ心の余裕を持ちながら、晴れやかな気持ちでコースに復帰していきましょう。
のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.1」→「5.6」→「6.7」。
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