やっぱりゴルフ場には革靴で行ったほうが最強に無難なのか? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

やっぱりゴルフ場には革靴で行ったほうが最強に無難なのか?

ゴルフ場ではプレーする場面以外でも、クラブハウス内でジャケットの着用が求められる場合があるなどのドレスコードが存在します。ゴルフ場によってその厳しさはさまざまですが、靴についてはどんな決まりがあるのでしょうか?

ゴルフ場によってドレスコードはさまざま

 マナーを重んじるスポーツであるゴルフは、プレー中はもちろんプレー以外でも紳士淑女であることが求められます。

行き帰りの運転で足が痛くなったりするから嫌だけど、やはり革靴が無難オブ無難なのか…… 写真:Shutterstock

 そのため伝統あるゴルフ場の場合、厳しいドレスコードが存在します。例えばゴルフ場に入る際には、男性は襟付きのシャツにジャケットを羽織り、女性は過度な露出を避けた服装をすることがマナーとされています。

 靴についても、男性は革靴、女性は革靴もしくはカカトの低いヒールを履くことを求められる場合もあります。

 初心者の人や若い人では、ドレスコードにマッチした服装を用意することが難しい場合もあるかもしれません。特に、ふだんスニーカーを履くことの多い人は、ゴルフ場に入るためだけに革靴を購入するのは、かなり負担が大きいと言えます。

一方、最近ではゴルフ場のカジュアル化が進み、ドレスコードを緩めるゴルフ場も出てきています。そうしたゴルフ場では、スニーカーなどのカジュアル靴でもマナー違反に当たらないのでしょうか?

 基本的には、各ゴルフ場でドレスコードが公開されているので、ホームページなどを見ることが重要です。

 例えば、群馬県にある伊香保カントリークラブでは、サンダル類やクロックスでの来場を禁止しています。しかし逆に言えば、一般的なスニーカーであれば問題ないことが分かります。

 一方、岐阜県にあるベルフラワーカントリー倶楽部では、来場時およびプレー終了後の服装として、スニーカー・サンダル・下駄・ミュール・スリッパ類およびゴルフシューズでの来場を禁止しています。

 このように、各ゴルフ場でそれぞれルールを定めているのが実情です。

そのままスニーカーでプレーしても大丈夫なの?

 ここまで紹介したように、スニーカーでの来場を認めているゴルフ場自体は少なくありません。ただし、そうしたゴルフ場でも、スニーカーでプレーすることは認めていないことがほとんどです。

 その理由はいくつかありますが、一つは安全性です。一般的なスニーカーは、ゴルフシューズと違って靴底にスパイクなどの滑り止めがありません。そのため、ゴルフ場内の傾斜のある場所や雨の日など湿った芝生でプレーすると、滑ってしまう可能性があります。

 同様の理由で、スイングの際に足の踏ん張りがきかなくなるというデメリットもあります。ゴルフのスイングでは、足の踏ん張りも重要な要素の一つであるため、しっかりと地面をグリップできるゴルフシューズを履く必要があります。

 また、ゴルフ場の芝生を傷めてしまうという問題もあります。ゴルフ場の芝生は、常に厳しく管理されていますが、ゴルフ場の外を歩いたスニーカーで立ち入ると、芝生を傷める雑菌などが持ち込まれてしまう可能性があります。

 このように、スニーカーでプレーしてしまうことで自身のスコアへの悪影響はもちろん、ゴルフ場や他の利用者にも迷惑を掛けてしまうことにつながります。

 近年では、若い人や女性のゴルファーも増えたことで、ゴルフシューズやゴルフウエアも以前に比べてかなり充実してきています。比較的安価なものも増えていますが、そもそも襟がちゃんと付いたシャツとジーンズやカーゴパンツでないズボンがあればゴルフウエアでなくてもいいです。まずはゴルフシューズだけ自分の足に合ったものを買いましょう。

 もし、万が一シューズを忘れてしまった場合、ゴルフ場では基本的にゴルフシューズのレンタルがあります。そうしたサービスを活用し、安全かつ安心してプレーできるようにしましょう。

 ゴルフ場によっては、ドレスコードを守れない人はプレーをさせてもらえない場合もあります。実際にゴルフ場へ向かう前に、事前にドレスコードを確認することが何よりも重要です。

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アルカリ電解水、マイクロファイバーか布切れ、食器用洗剤、歯ブラシ、メラミンスポンジと、ほぼ100均でそろうものばかり
アウトソールは歯ブラシで細かい部分に入り込んだ汚れをかき出す
ミッドソールはメラミンスポンジで磨く
アッパーは合皮などの場合はアルカリ天然水を、天然皮革は専用クリーナーを使い、マイクロファイバーなどで磨く

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