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- 種類が多すぎて選べない!? 初心者はどんなティーを使うべきなの?
ゴルフでは、ティーイングエリアからショットを打つ際、「ティー」と呼ばれる道具にボールを乗せます。ティーアップしてボールを空中に固定された状態にすることで、芝や地面の影響を受けることなく、スムーズに振り切れるようになります。そこで、初心者におすすめのティーの選び方を紹介します。
ティーは正確にボールを飛ばすために必要なもの
ラウンド中、ホールの最初の1打では、ボールをティーという道具に乗せてからショットします。ティーとは、地面に刺すことでボールを空中に固定できる道具で、環境にやさしい木製のものから、打ちやすさやボールの飛びに影響する性能を付与したプラスチック製のものなど、さまざまな種類があります。
そもそも、なぜティーにボールを乗せるのでしょう?
まず、ドライバーはヘッドサイズが大きく、ボールがもっとも飛ぶ「芯」(スイートスポット)が他のクラブに比べて高い位置にあります。そのため、高めのティーでボールを浮いた状態にすることで芯に当たりやすくなり、効率的に飛ばせるようになるわけです。
さらに、ドライバーの少ないロフト角でもボールを高く打ち出しやすくする効果もあります。一方、アイアンでは、低めのティーに乗せることで芝から受ける抵抗を減らす効果が期待でき、スムーズな振り抜きで狙った距離を飛ばしやすくなります。
ただし、ティーは高くなるほど、「てんぷら」(ボールを下を叩いてしまい高く上がりすぎてしまう)などのミスになる危険が増し、ボールを正確にとらえるのが難しくもなります。ティーを使う際は、自分に合った適切な高さを見つける必要があります。
同じ高さにティーアップできるモデルを選ぼう
ゴルフをする上で重要度の高いティーですが、初心者ゴルファーはどのように選べばよいのでしょう?
まず、ボールを乗せやすいことが大切です。ラウンドに慣れていない内は、小さいティーではボールがスムーズに乗せられず、ショットの際に慌てることになるかもしれません。
落ち着いてショットに臨むためにも、ボールを乗せる部分の面積が広いものを選ぶと良いでしょう。
ティーアップの高さを一定にする機能も大切です。上級者であれば、ティーの高さを状況に応じて変えたりもしますが、初心者の内はなるべく同じ高さで打つ方が結果も良くなりやすいです。
一定以上、ティーが地面に刺さらないようなデザインのものを選ぶのがおすすめです。
それでは初心者におすすめな機能を備えた5種類のティーを紹介していきます。
初心者におすすめなティー5モデル
まず1つ目は『リフトティーソフト(タバタ)』。レギュラーティー(34ミリ)、ロング(41.5ミリ)、超ロング(46ミリ)の3つの長さが選べ、一定の高さでティーを立てることができます。
ボールを乗せるヘッドの部分が広く設計され、しかも可動式になっていることが特徴です。インパクトの際にヘッドが動いて衝撃を逃がしてくれますので、振り抜きがスムーズに感じられます。
2つ目は『ポケッティ(タバタ)』という商品です。こちらも35ミリ、40ミリ、45ミリの3つの長さがあり、ヘッドが可動式になっているのは『リフトティーソフト』と共通しています。
面白いのは、ティーの軸、棒の部分がヘッドの中に収納できること。非常にコンパクトになりますので、ポケットの中に入れてもかさばりません。
これら可動式のヘッドを搭載したティーは、動くぶん、少しだけボールを乗せづらく感じるかもしれません。そういう人は、『段付きリフトティー(タバタ)』を選ぶのがおすすめです。「8支点リフト」という構造が採用され、ティーアップした時により安定するため、ボールが乗せやすくなっています。
もし、ティーの高さを微調整したいと感じるなら『リフトティースパイラル(タバタ)』がおすすめです。こちらはティーアップの高さを一定にできるだけでなく、1ミリ単位で高さを微調整することが可能になっています。
やり方は簡単でティーのヘッド部分を回すだけ。7段階6ミリの調整が可能で、S・M・Lの3つの長さがラインナップされています。使いながら、自分に合った高さを探していっても良いかもしれません。
最後に、飛ばしに特化した『エアロスパークティー(ダイヤ)』をご紹介します。ティーのヘッド部分が360度動く「首振り機能」を搭載したもので、インパクト時の抵抗を限りなく少なくすることで、クラブの振り抜きがスムーズになり、飛距離アップが期待できます。
ゴルフのティーは小さく、どれも似たものに見えてしまいますが、モデルによってさまざまな個性があります。自分に合ったティーを見つけることは、ショットを安定させてスコアアップにもつながりますので、ぜひチェックしてみてください。
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