ラウンド中の怪我で行き着いた究極に足にやさしい靴
うっかりだがラウンド中、右足に全治6週間の怪我を負った。とはいえ、撮影やら取材やらで外出せねばならないので、手持ちのシューズを色々履いてみたが、ニューバランス「M1500」シリーズの快適性に改めて気付く。

こういうときはローテクタイプのようなモデルはダメ。そもそもインソールのアーチが重要なのだろうが、これを機会に“良いシューズの定義”を考えたり、他にも何かいいのがないかと探していたら、この「テリック」に行き着いた。
これは米国生まれのブランド「テリック」が放つ最新の“リカバリーシューズ”。これこそ、ゴルフの行き帰りに履くべき一足なのかもしれない。
見た目はシンプルで厚底なスニーカー。モノトーンなのでスタイリッシュにまとまるし、主張しすぎず、スタイルにも取り入れやすいところも気に入ったポイントだ。このテリックのリカバリーシューズは足の形態学に基づいて設計されているので、母指球と指の間になだらかな傾斜をつけ、指で地面を感じられるようになっている。日本で唯一の“足の総合病院”としても知られている、東京・下北沢病院が推奨しているだけあり、かなりポテンシャルが高く、信憑性が高い。
メッシュ素材で快適な軽量モデル「T-MESH LIGHT」

“雲を歩くような履き心地”と称されるテリックのシューズだが、筆者のように足の怪我をしていても本当に楽である。まず、この「T-MESH LIGHT」はアッパー素材には3層構造の「ダブルラッセルメッシュ」を採用。これからの暑い時期にも重宝しそうなくらい、シューズ内のムレを軽減してくれる。
モダンなルックスが冴える新作「X-LIGHT」

前出の「T-MESH LIGHT」と同様にメッシュアッパーを採用しているので、長時間履いていても快適な「X-LIGHT」。ベルクロストラップでフィット感を調整できるのも◎。テリックのシューズはアウトソールも素晴らしく、驚くほどクッション性が高い。
まるでソックスのようなフィット感「Z-MID」

撥水加工を施したニットアッパーを採用したミッドカットモデル「Z-MID」。履き口一体型構造なので、靴下を履いているかのような抜群のフィット感が得られる。つま先部分には防水フィルム付き。こちらもベルクロストラップでホールド感を調整できる。

リカバリーシューズという新しい価値。同じようなスニーカーを買ってばかりいた筆者にも、こういったデザイン性と履き心地に加え、アーチ部分もしっかりサポートし、足全体への負担を軽減してくれるようなテリックのシューズは心強い。また、そもそもサンダルが有名なブランドだけに、夏に向けてサンダルも欲しいところです、ハイ。