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- GPSとレーザーのいいとこ取り! 最新ハイブリッド距離計測器は何がすごい!?
「レーザータイプ」と「GPSタイプ」の異なる特性をもった「距離計測器」を用途に合わせて活用する二刀流を推奨。でも、うまく使いこなせない、煩わしいなどと悩めるゴルファーに最適な「新カテゴリー」のオススメの商品を探った。
同じ距離計測器でもレーザーとGPSでは特性が異なる
「最近、腕時計型のGPS距離計を着けてプレイしているゴルファーが多いよねえ。良いのはわかるのだけど、腕時計をはめてスイングするのはムリ!」という声が聞こえてきます。キャリアの長いベテランゴルファーや競技に出ているゴルファーに多く聞かれます。

腕時計の違和感は、慣れてもらうしかないのが正直なところです。競技志向のゴルファーは以前から「レーザータイプ」を使用していることが多く、特に「GPSタイプ」はアベレージゴルファー向けで必要ないと思っているのでしょう。
でも、グリーンを狙う際に、グリーン手前のエッジまでの距離や奥行きの距離を「GPSタイプ」なら正確な状況把握ができます。
また、直接レーザーを当てられない「左右のドッグレッグ」などのブラインドホールでもレイアウトと距離感がつかめます。実は、上級者や競技志向のゴルファーほど欲しい情報が「GPSタイプ」では即座にわかるのです。
「いいのはわかった。でも腕時計が……」という声が聞こえてきそうです。そんな悩みを解決してくれる「ハイブリッドタイプ」の距離計測器が増えてきました。「レーザータイプ」を本体のベースにして「GPS機能」を組み込んだものです。
おいしいとこ取り? ハイブリッドタイプの具体的な性能とは
この新しいカテゴリーの先駆者は「ガーミンZシリーズ」。前作の「Z80」から大幅に改良された「ガーミンZ82」は、人気の腕時計型「S62」の機能をうまく取り込んで、レーザーと連動させています。
ファインダーを覗くと通常のレーザー計測の画面の左側にコースのレイアウトが連動して表示されます。

例えば、ピンフラッグを狙ったときに、左側のGPS機能のイラストでグリーンの形状と手前、奥までの距離が表示されます。
一方、レーザーで計測したピンまでの距離がファインダー中央に映し出され、、一つの画面の中で確認できるのです。コース内の欲しい情報がファインダーを覗くと中にいっぱい詰まっている機種です。
同じ「ハイブリッドタイプ」でも「ボイスキャディ SL2」は仕組みが異なります。「レーザータイプ」の本体のファインダーの下のスペースに、丸い腕時計のGPSタイプが埋め込まれているイメージです。
ファインダーを覗く前に、下のGPS画面でコース状況を確認し、気になるポイントをより正確にレーザーで計測する使い方になります。また、レーザー距離計なのにグリーン周りの状況もGPS機能で確認できる優れものます。1台で筆者の推奨している二刀流を完結している機種です。

「ハイブリッドタイプ」の登場で、すべてのゴルファーが二刀流で情報を得ることができるようになりました。「レーザータイプ」、「GPSタイプ」それぞれの特性を理解した上で、ご自身のプレイスタイルに最適な機種を選ぶと、より楽しくラウンドできるでしょう。
ショットの前に正しい情報をインプットすることは、上達への近道です。「プレーファスト!」のスマートゴルファーを心掛けて、もっともっとゴルフを楽しみましょう。
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