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- ゴルフトーナメントをネット生配信で視聴するようになって感じた「メリットデメリット」
国内女子ツアーは今シーズンからDAZNとGOLFTVでインターネット中継を開始、新たに入会して視聴しているゴルフファンも多いと思います。そこで、ネットによる生配信を視聴するようになって感じたメリットとデメリットをまとめました。
「ゴルフは筋書きのないドラマ」作為的な演出がない方が面白い
2022年からトーナメント中継を地上波で視聴することがほとんどなくなりました。DAZNとGOLFTVで女子ツアーをインターネット配信するようになりましたから、以前から契約していたDAZNでヒマさえあれば女子ツアーを視聴しています。
4月は男子ツアーの「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」、5月は海外メジャーの「全米プロゴルフ選手権」も配信されたので視聴しました。
6月は「全米女子オープン」と「全米オープン」も配信されますから、今後は視聴する機会がさらに増えそうです。
DAZNを視聴するデバイス(電子機器)は、仕事で持ち歩いているノートパソコンか、自宅に置いてあるiPadか、常に持ち歩いているiPhoneのどれかでした。
テレビで視聴する必要性は特に感じていなかったのですが、DAZN独占配信だった3月24日のサッカー日本代表FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選オーストラリア戦を小学生の息子がテレビで見たいと言い出したため、DAZNをテレビで視聴できる環境を整えることにしました。
デジタル機器に詳しい知人に相談したところ、Amazonが販売しているFire TV Stickをテレビに接続して視聴するのがよさそうとのことでしたので、その方法を試してみたところ、接続に少し苦労したもののテレビで視聴できるようになりました。
これにより、週末はDAZNで女子ツアーを視聴することもできるし、ゴルフネットワークでPGAツアーを視聴することもできるという素晴らしい環境が整いました。
地上波を見なくなって感じるのは、「ゴルフは筋書きのないドラマだから面白いのに、テレビ局の人間が勝手に筋書きを作ろうとするからつまらなくなっていたのだな」ということです。
渋野日向子選手などの人気プレーヤーが毎週優勝争いすればテレビ視聴率は上がるのでしょうが、ゴルフはテレビ局にとって都合のいい試合展開ばかりではありません。
100人以上の選手が出場して60~70人しか決勝ラウンドに残れず、優勝できるのはたった1人という過酷なスポーツです。
だからこそ視聴者は手に汗を握りながら優勝争いを見守るわけですが、地上波はネット検索すれば優勝者が分かる状況でも「渋野 猛追!」といったテロップを出して過剰演出を続けてきました。
そのような演出に飽き飽きしていた視聴者が、ゴルフ本来の面白さをじっくり堪能できるインターネット配信に移行するのは必然的な流れでしょう。
筋書きがないから面白いけど「とにかく長い」
ただし、筋書きがないから面白いのですが、1組3人でプレーしていて10分間隔のスタートにもかかわらず、ホールアウトまで4時間30分から5時間近くかかるのは少し長いと感じます。
賞金がかかっているので慎重にプレーしたい気持ちは分かりますが、DAZNで解説を担当しているプロゴルファーが「この選手はもうちょっと速くプレーできませんかね」と苦言を呈することもあるほどです。
プロゴルフトーナメントは以前と比べてヤーデージがはるかに伸びており、ラフの長さやグリーンの硬さなどの難易度も高まっていますから、プレーに時間がかかるのは仕方がない部分もあるでしょう。
しかしながら、昨今は職場の上司や先輩の指導でゴルフを覚える人よりも、ユーチューブやトーナメント中継のゴルファーの振る舞いを参考にしてゴルフを覚える人が圧倒的多数です。そのことが原因で、全国のゴルフ場でスロープレーが蔓延しているのではないかと感じることもあります。
プロゴルフトーナメントは選手たち真剣勝負を繰り広げることでギャラリーや視聴者をドキドキワクワクさせる舞台ですが、そのプレーを見て多くの人がマネをするという視点も忘れないようにしてほしいと思います。
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