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- 無理してショートカット狙ってない? 「ドッグレッグ」で試されるマネジメント力
ゴルフコースには「ドッグレッグ」と呼ばれるホールが存在します。いったいどのような特徴のホールなのでしょうか?
「ドッグレッグ」の攻略法は遠回り?
一般的にゴルフのラウンドは、前半に9ホール、後半に9ホールの計18ホールを回ってスコアをつけます。18ホールの中には、500ヤード前後以上の「パー5」、おおむね300~400ヤード程度の「パー4」、主に200ヤード未満の「パー3」があり、各ホールによって特徴はさまざまです。

そんな18ホールの中のパー3以外には「ドッグレッグ」と呼ばれるホールが存在します。同伴者が「このコースはドッグレッグだから気をつけないと……」と話していたけど、なんとなくしか理解できなかったという初心者ゴルファーもいるかもしれません。
そもそも、ドッグレッグとはどのようなホールのことを指すのでしょうか?
レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「ドッグレッグとは、そのホールが左右どちらかに曲がっていることを指します。ドッグレッグはその名の通り『犬の足』という意味合いがあり、『く』の字にホールが曲がっているということになります」
「コース設計家は、ゴルファーのマネジメント力をドッグレッグのホールで試すというのがマニュアルのようなものになっています。そのため、ショートカットを狙ってくるゴルファーにはそれなりのリスクを与えているので、初・中級者ゴルファーの場合は、無理してショートカットを狙う必要はありません」
関氏は、ドッグレッグの攻略法があると言います。
「例えば、コースの設計上、先が見えないので分かりづらいですが『ピン側(グリーン奥や左右)がOBゾーンになっている』『アゴの高い大きなバンカーが設置されていて、ピンまで150ヤードもある』『きつい傾斜がある』など、大きなワナを用意していることが大半です」
「一方、内側ではなく外側、遠回りをして攻めてきたゴルファーの場合は、広くOBになりにくく、バンカーなどの障害物が少ないといった有利な点が多いです。そのため、欲張らずに真ん中、もしくは外側を狙って、あえて遠回りしていくのがアマチュアゴルファーの攻略法と言えます」
初心者の場合、無謀に林越えを狙おうとはしないまでも、少しでも近いルートを通りたいがために林の近くを狙ってしまうことはありがちでしょう。しかし、ショートカット方向には、それなりのリスクを伴います。
最悪はOBになってしまったり、林に打ち込んで脱出が困難になってしまったり、思ったより飛距離が出ずアングル的に2打目が狙えない場所で止まってしまうことが大いに考えられます。
やはり、あえて外側を遠回りして攻めていくと、結果的に良いスコアで上がれるというのが定石と言えます。
また、ダブルドッグレッグと呼ばれる、左にドッグレッグして右にドッグレッグというような「S字」のように見えるロングホールもあります。2回ドッグレッグがあるホールなので、ショットの精度が求められる難しいホールになっています。
高低差もコースの難易度を左右する要素
ほかにも、ゴルフコースでは高低差もホールの難易度を左右する要素の一つになっています。ショット地点とボール落下地点の高さに差があることで、キャリー、ランの飛距離が変わってしまい、距離の計算が難しくなるのです。
さらに、ターゲットを見上げる、または見下ろすことになるので、視覚的な錯覚に陥りやすい点も、難易度が高くなる要因の一つになっています。
打ち下ろしのホールの場合は、距離の調整にいつも以上に注意する必要があります。ボールの落下地点がショットする地点よりも低くなるので、高低差がない状況でショットをしたときよりも、着弾がより遅くなります。
そのため、ボールの滞空時間は長くなり、キャリーが伸びるので、高低差にもよりますが、番手を1つ下げるなどの工夫が必要になります。
打ち上げのホールの場合は、あまり打ち上げようと意識しすぎないことが大切です。また、打ち下ろしとは逆に、番手を1つ上げてショットすることでショートを防ぐことができます。
このように、ゴルフ場の18ホールにはさまざまな特徴があり、特徴に合わせて番手を替えたり、マネジメントすることがスコアを縮めていく鍵になります。
経験を積み重ねることで学んでいく部分が大きいので、それぞれのホールの特徴を把握したうえで挑むことを意識すると、おのずと自分に合ったマネジメント方法が見つかるかもしれません。
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