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- 使ってみたら超快適! これから流行りそうなレーザー距離計の新たなトレンドとは?
日米の2大メーカーが牽引しているレーザー距離計。それを追従する各社は、自分達らしさを磨きながら次々と魅力的な新製品を開発しています。今回は、光学機能の追求だけでなく、ゴルファー目線の新たな発想で誕生した2つのレーザー距離計に注目してみました。
レーザー距離計は豊富なラインナップ
セルフプレーの機会が増え、距離計測器はゴルファーの必需品となっています。使用者が増えるに連れ、市場も拡大し、さまざまな機種の距離計測器がゴルフショップの店頭やオンラインストアを賑わせています。
特にレーザー距離計は、目標物にレーザーを照射して実際の距離を計測するものですから、シンプルで新規参入もしやすいようです。初めて耳にするブランド名の商品もあります。
とはいえ、日米の2大メーカーが力強く牽引しているのが現状です。ツアープロからの絶大な信頼を得て、競技ゴルファーに人気の「ブッシュネル」。日本の光学機メーカーらしくゴルファー目線の優れた性能を発揮する「NIKONクールショット」。この2社をベンチマークにして、価格、性能、自分達らしさを見つけながら、新しい製品を生み出しています。
速く、正確に、ストレスなく計測できること。その性能と価格とのバランスの中で、自分のスタイルに相応しい商品価値を見出す、これがレーザー距離計の一般的な判断基準だと思います。それに加えて、距離計測器の二刀流推奨派の筆者は、ポケットに入る小さなサイズと軽さを求めてきました。
ルール改定で距離計測器が注目され始めた4年前には、レーザー距離計を入れる「専用収納ポーチ」が注目されました。お洒落なポーチが次々と発売され、新しいカテゴリが生まれました。一方で筆者は、このポーチを吊り下げながらのプレイが苦手で、ポケットに入るコンパクトサイズの機種を求めるようになりました。
そこで行き着いたのが、「TecTecTec! MiNi」。小さくて高いコストパフォーマンスに満足して愛用しています。今春、そのシリーズからマグネットでベルトに直接脱着できるという、筆者の気持ちをくんで、さらにその先に行ったような理想的な機種が発売されました。
新発想の脱着式。快適プレイでトレンドになる!?
「TecTecTec! MiNi+M」は、本体に強力なネオジム磁石を搭載し、ベルトに装着した専用プレートに着けて脱着します。必要な時は、直接本体に手をかけて引き離す。戻すときはベルトに着けた専用プレートの位置に置けば、「パチン」と装着完了。
なかなか強力な磁石で、飛んだり、走ったりしても落ちることはありませんでした。これは便利。ケースへの出し入れの必要がないことがこんなに快適とは、と改めて感じました。
専用プレートは、単品売りもしています。例えば本体にマグネットが付いている「ブッシュネル」でも使える仕組みです。ただ、カートの乗り降りの際などにぶつかって落としやすいので、特に重量感のある機種で応用する場合は注意が必要かもしれません。
同様の考え方ですが、装着の構造が異なるのがGOLFZONの「CaddyTalk minimi LT」。
ベルトに専用のパーツを着け、本体を組み合わせます。雄と雌、凸凹になっています。装着する時は、「カチッ」とはめるだけ。外す時は本体をつかみ、90度回すと外れます。
最初は、受けの部分の正確な位置がわからずに探すことがありましたが、左腰のこの辺りという感覚を覚えてからは、一発で取り外しもできるようになりました。慣れると本当にラク。これならラウンド中に落とす心配もなく、その所作は実にスマート。気に入りました。
価格は後者の方が、1万円以上高くなります。計測スピード、計測可能距離、ピンサーチなど性能面でスペックが高いぶんの違いと感じました。どちらも素晴らしいアイデアで快適に、スマートにラウンドできる新発想のレーザー距離計です。予算と価値観でどちらかを選べばいいでしょう。
脱着式のレーザー距離計は、これからのトレンドになるかもしれない、と感じさせる魅力ある2機種でした。
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