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- 芸能人が使う場所? 打ちっぱなしの「プライベートルーム」はむしろビギナーにおすすめ!?
ゴルフ練習場では数メートル間隔で打席があり、周囲のゴルファーと並んで練習をするのが一般的です。中には「プライベートルーム」といった個室の打席が用意されているところもあります。
プライベートルームの設備とは
ゴルフ練習場、いわゆる「打ちっぱなし」では、周囲のゴルファーと並んで練習をするのが一般的です。打席の間に壁はなく、ゴルファー同士で互いの状況が見える環境になっています。
基本的に打ちっぱなしは1人で利用する人が多く見られますが、家族や友人などと訪れた際には、同じ打席で交互に利用したり、空きがあれば隣り合わせの打席で練習したりすることも可能です。
そんな打ちっぱなしですが、中には「プライベートルーム」といった個室を備えているところもあります。プライベートルームの設備はどのようになっているのでしょうか。
プライベートルームを備える練習場の一つに、東京都目黒区の「スイング碑文谷」が挙げられます。スイング碑文谷では、2階部分に2部屋のプライベートルームがあり、平日では1時間5160円で利用することができます。
プライベートルームを利用することで、併設されたレストランのドリンクが1杯無料になったり、クラブやシューズといったレンタルグッズも無料で借りることができます。
部屋の中には、ソファやテーブル、エアコンや洗面台が用意されており、また、打席と部屋の間はガラス張りのドアで区切られ、安全性と室内の快適性も確保されています。
打席にはスイングチェック用のカメラが設置され、打席横と室内に置かれたモニターから、12秒遅れの映像が確認できます。打ち終わった後すぐにスイングの確認ができるため、次のスイングまでに直すべきポイントを見直すことが可能です。
映像は早送りや一時停止もできるので、自分のペースでゆっくりとスイングフォームを確認したり、映像を用いて互いにフォームのアドバイスをしあうこともできます。
さらに「トップトレーサー・レンジ」というCG解析システムも活用することができます。トップトレーサー・レンジでは、打ったボールの軌道に加え、飛距離や初速などの数値データも確認できます。
ほかにも、世界のゴルフコースをバーチャル体験できたり、一緒に訪れた人と対戦形式でゲームをすることもでき、通常の打ちっぱなしとは、少し違った楽しみ方ができるのが魅力と言えます。
ちなみに、スイング碑文谷では1つのプライベートルームに最大5人までが利用可能です。
周囲の目を気にせず練習に打ち込める
実際に、プライベートルームで練習を体験したビギナーのA氏(23歳)は、次のように感想を話します。
「打ちっぱなし自体がほぼ初めてだったので、とても緊張していました。周りの人に自分のスイングを見られることが恥ずかしいと思っていましたが、プライベートルームは完全個室になっていたので、他の人の目を気にせずに楽しむことができました」
「ゴルフ経験のある人と合計3人で利用したのですが、涼しい部屋でモニターを見ながらスイングのアドバイスをもらったり、ソファに座った状態で他の人のスイングを見たりして、待ち時間も有効に活用できました」
「まだ通常の打ちっぱなしに行く勇気はありませんが、またプライベートルームを利用してコツコツ技術を磨けたらと思います」
このように、プライベートルームは設備の充実はもちろん、周囲の目を気にせず、のびのびと練習できることから、ビギナーでもチャレンジしやすい環境でしょう。
「集中して数をこなしたい」「初めての打ちっぱなしで周りの目が気になる」という人の場合には、料金や環境を考慮するとプライベートルームの利用がベストと言えそうです。
利用料金は部屋にかかる金額なので、5人の練習で利用料金を割り勘するといった使い方も良いかもしれません。
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