- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- かけ湯もしないで浴槽にドボン! なんてカワイイほう… ゴルフ場の風呂場はトラブルの宝庫!?
ゴルフ場には立派な大浴場が付帯されています。ほとんどのゴルファーは問題のない使い方をするそうですが、まれに信じられないような行動をとる人が存在するそうです。そこで、ゴルフ場のお風呂にまつわるトラブルをゴルフ場関係者に聞きました。
タオルの持ち帰りは本当に多い
ゴルフはマナーとエチケットが大事なスポーツと言われますが、マナーとエチケットが乱れているゴルファーが多いとゴルフ場関係者は嘆きます。その中でも風呂場の利用方法で困る客について聞いてみました。
「それはご想像のとおりタオルの持ち帰りです。風呂場に置いてあるのは普通のタオルとバスタオルですが、普通のタオルを持ち帰る方が多い印象があります」
「何百人ものゴルファーが使った、何百回もクリーニングをかけたタオルを持ち帰って、ご自宅でタオルとしてお使いになるのか、クラブを拭くのか、ぞうきんにするのか分かりません。何のために持ち帰るのですかね」
「本当にいろんな方の体を拭いているタオルですし、お持ち帰りにならないほうがいいと思うのですが、タオルの持ち帰りはとにかく多いです」
「これは笑い話なんですけど、ゴルフ場にボストンバッグを忘れるお客様って、けっこう多いんですよ。そうすると家に着いてから気づいて『ボストンバッグを忘れたんですけど』と電話がかかってきます。こちらは色や形などを確認した後、『じゃあ中身を確認しますね』とバッグを開けたときにタオルが大量に入っていることがあります。これはゴルフ場関係者なら誰でも経験したことがある“ゴルフ場あるある”です」
「そういうときは『タオルをこんなにパクっているのか』と思いながらも、黙ってタオルを抜きます。本人もボストンバッグにタオルが入っていることは分かっているんですよ。でも、ボストンバッグを回収したい気持ちのほうが強いわけです」
「こちらとしましても訴えるほどのことでもありませんし、実際にタオルを持ち帰ったわけでもありませんから問い詰めることもしません」
ゴルフ場の風呂場ではタオルだけでなく、いろんな物を持ち帰るゴルファーがいると言います。
「最近は減りましたけど、一時期はシャンプーやせっけんを持ち帰る方も多かったですし、綿棒などのアメニティグッズもいいやつほどなくなります。『なんで綿棒がここだけこんなにないの?』というほど持っていかれます。インバウンドのお客様が多かったコロナ禍前は本当によくなくなりました」
「外国人の方はゴルフ場のドライヤーだったり、併設する宿泊施設の電気ケトルだったり、笑っちゃうくらい持っていきます。『これ全部、無料だと思っているの?』と。おそらく分かっていてやっているのでしょうね」
シャワーの温度調節を元に戻さない人は困る
この他にも風呂場の利用方法で困ることがあるそうです。
「一番困るのはシャワーの温度調節を元に戻さない方です。夏は温度を下げっぱなし、冬は温度を上げっぱなしのままにされる方が多いのですが、次にお使いになったお客様が熱くてやけどしたというクレームもあります」
「でも、それって『ゴルフ場に言われても』という話です。お客様同士のマナーやエチケットの問題ですから」
「そういう意味で言いますと、かけ湯もせずにいきなり浴槽にドボンと入る方も多いです。これは圧倒的に年配の方です。あれはエチケットとしてどうかと思います。家の風呂と同じ感覚なんですかね。他のお客様がイヤな気分になります」
「それと年齢に関係なくゴルフ場の湯船で泳ぐ方がいます。なんだか楽しくなっちゃうんですかね。70歳を超えたお客様が泳いでいる姿を見ると『なんでかな』と思います」
風呂場の利用方法は、年配者のほうが銭湯などに行く機会が多く、マナーやエチケットがちゃんとしているのかと思いきや、年配者のほうがマナーやエチケットが乱れているケースが多く見受けられるとのことでした。
ゴルフ場は大勢の人が共用する施設ですから、周囲がどんな眼差しで自分の行為を見ているかをあらためて気にしたほうがよさそうです。
最新の記事
pick up
ranking