「あの人と回るとリズムが狂う」 打つまでが長い3パターンの人に有効な“カウント方式”とは?

打つまでが長くて、周りをソワソワさせてしまう人いますよね。自分はそうじゃないと思っていても、動画を撮って客観的に見ると想像以上に長かった、なんてこともあるかもしれません。打つまでが長い人には3パターンあり、いずれも同じ方法で改善が見込め、スコアにも好影響があると言います。

「素振りが多い」「ワッグルが多い」「じっと固まる」

 トーナメント中継を見ていて「素振りせずによく打てるなあ」とか「構えたらすぐ打ってるなあ」とか感じることがあります。選手や状況によって一概には言えないものの、プロが1打にかける時間は大体20秒前後と言われます。

 一方、アマチュアの場合、「あの人と一緒に回るとリズムが狂うなあ」と思われてしまうような人は、30秒以上かかることが多いようです。

構えたまま固まってしまい気絶したのかと思わせる人も 写真:AC
構えたまま固まってしまい気絶したのかと思わせる人も 写真:AC

 日本ゴルフ協会が推奨する「1打に要する時間は40秒以内」ならスロープレーというわけではないのでしょうが、ゴルファーが一番に守るべきは「プレーファスト」。打つのが早いのに越したことはありません。

 そもそもショットに時間がかかる人には3つのパターンがある、というのはビギナーから上級者まで幅広いゴルファーを指導する奥山ゆうしプロです。

「ショットにかかる時間は一人一人違います。ルーティーンもこうしなければいけないという決まりがあるものではありません。ただ、スロープレーと紙一重の方は、素振りが多い、ワッグルが多い、じっと固まる、のどれかに大体当てはまります。その場合はルーティーンを見直したほうがいいですね」

 心当たりのある人は少なくなさそうですが、無自覚のケースも……。自分のパターンを知るにはどうしたらいいのでしょうか。

「例えば私の場合は、最初にボールの前で1回素振り。それから後方に下がって目標を確認してアドレスに入ります。クラブヘッド、左足、右足をセットしながら、ワッグルと足踏みを連動させて3回ないし4回行なってタイミングを取り、テークバックをスタートさせます。このように自分のルーティンの順番や回数を言葉で説明できない人は、まず動画を撮って確認しましょう」

 自分のルーティンを客観的に見ると、しているつもりのない動作やよけいな動作があったり、複数の動画を比較すると手順がまちまちだったりすることに気づくと言います。

「プロの動画と自分の動画とを見比べると一目瞭然です。私自身、学生ゴルファー時代に先輩より早くプレーをするためにいろいろと工夫しました。動画を撮ってみたら素振りを3回もしていたんです。これを1回にしたらプレーが断然早くなりました。アマチュアの方は、1打1打慎重に打とうとするあまり、素振りやワッグルが多くなったり、構えてからスイングの注意事項を頭の中で考えてじっと固まったりしがちです。その辺をよく観察してみるといいですよ」

ルーティンの動作、順番、回数を決めることが重要
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