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蝉川泰果の快挙を知らない人も多い!? 男子と女子のゴルフツアー注目度はなぜ大きく差がついた?

蝉川泰果選手が95年ぶりに日本オープンをアマチュアで制覇するなど、例年以上に話題が多かった日本男子ツアー。しかし、ゴルフをたしなむ人でも、この快挙を知らない人が結構いるという事実。どうしてここまで男女で人気の差がついてしまったのでしょうか?

松山英樹に続く世界で戦える男子選手の台頭に期待

 それが顕著だったのが10月24日~10月30日の週です。女子ゴルフは渋野日向子選手が樋口久子 三菱電機レディス(埼玉県・武蔵丘ゴルフコース)のディフェンディングチャンピオンとして5カ月ぶりに日本の試合に出場し、大きな注目を集めました。

 観戦チケットは初日が3300円、2日目と最終日が5500円で販売されましたが、初日5587人、2日目6602人、最終日7046人が訪れました。

 一方、男子ゴルフはHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP(茨城県・PGM石岡ゴルフクラブ)が開催されていましたが、ビックリするほど話題になりませんでした。

 観戦チケットは初日と2日目が1500円、3日目と最終日が2000円で販売されましたが、初日627人、2日目647人、3日目935人、最終日1243人しか訪れませんでした。

来年は米下部「コーンフェリーツアー」に参戦予定の桂川有人選手 写真:JGTOimages
来年は米下部「コーンフェリーツアー」に参戦予定の桂川有人選手 写真:JGTOimages

 この2試合はいずれも電子チケットのみの販売で、支払いはクレジットカードのみでした。デジタルが苦手な世代にはハードルが高いと感じましたが、女子ツアーの会場には渋野選手の両親世代、祖父母世代のギャラリーが大勢集まっていました。

 男子ツアーも若手選手が続々と台頭する好循環になっているとは思うのですが、日本で活躍しても世界で活躍できないので日本ツアー自体への興味が薄れています。

 ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手には興味があるけど日本のプロ野球に興味がない人がいるのと同様に、PGAツアーの松山英樹選手には興味があるけど日本の男子ツアーには興味がない人が増えている印象があります。

 この状況を覆すためには、松山選手に続く世界で通用する人材を日本ツアーから次々と輩出するしかありません。

 11月4~7日にPGAツアーの下部ツアー(コーンフェリーツアー)の最終予選会が開催され、今シーズン初優勝を挙げた桂川有人選手(ISPS HANDA欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!)と大西魁斗選手(フジサンケイクラシック)が挑戦しました。

 そして大西選手が通算7アンダー12位タイに入り、来季は米国を拠点にPGAツアーを目指す挑戦権を得ました。

 ツアー3勝の金谷選手はDPワールドツアー(欧州ツアー)の予選会のセカンドステージで通算25アンダー3位に入り、ファイナルステージに進出。惜しくもファイナルステージではカットラインに3打足らず出場権を得ることはできませんでした。しかし、久常涼選手は見事に出場権を獲得しました。

 彼らの挑戦が実れば来年以降も日本ツアーからPGAツアーを目指す流れが加速し、結果的に日本ツアーの注目度を高めるきっかけになるかもしれません。

【動画】「音がえげつない!」蝉川泰果の驚愕ドライバーショット

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