むしろ好都合? 限られた本数で練習場に通う“自転車ゴルファー”が持って行くべきクラブとは | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

むしろ好都合? 限られた本数で練習場に通う“自転車ゴルファー”が持って行くべきクラブとは

クルマを所有していないゴルファーの中には、練習場まで自転車で移動している人もいるでしょう。自転車で移動する場合は、クラブを数本選んで持っていくことが多いですが、どのように練習するのが効率的なのでしょうか?

練習できるクラブの本数が少なくなることはデメリット?

 ゴルフ練習場に行く際、クラブがフルセット入った重いキャディーバッグを持っていくので、クルマで移動する人がほとんどだと思います。

練習場へは自転車で行っているというゴルファーも 写真:AC
練習場へは自転車で行っているというゴルファーも 写真:AC

 しかし、学生ゴルファーや都心に住んでいる人の中には、クルマを所有していない人もいるでしょう。

 その場合は、練習場まで自転車か徒歩で行くことになるケースが多いと思いますが、どちらにしてもキャディーバッグに入っているすべてのクラブを持っていくことは難しくなります。

 そのため、手軽に持ち運びできるクラブケースに数本だけ入れて移動することになります。フルセットで練習場に通うゴルファーと比較して、練習できるクラブの本数が少なくなることはデメリットにつながるかもしれません。

 では、練習場に数本しか持っていけない場合は、どのクラブを選択するのが効率的な練習につながるのでしょうか?

 レッスンプロの三浦辰施氏は、以下のように話します。

「まず、アプローチ用のクラブを1本、アイアンを2本、フェアウェイウッドかドライバーを1本持っていくのがオススメです。アイアンは、9番を持っていくなら7番、8番を持っていくなら6番といった感じで、番手を1つ飛ばしたクラブを持っていくと良いでしょう」

 また、ドライバーを持っていくことが難しい場合は、フェアウェイウッドを持っていき、重点的に練習するのも効果的だと三浦氏は話します。

「フェアウェイウッドを地面からしっかり打てるようになれば、ティーアップしたドライバーショットは比較的簡単に打てるようになります。実は、ドライバーよりも地面から打つフェアウェイウッドのほうが難易度は高いです」

「ビギナーであれば、まずスイングを構築していくことが最優先になるので、ショートアイアン、ミドルアイアンの順番で練習していき、終盤でフェアウェイウッドかドライバーを打つのがベストです」

 他のクラブを多く持っていきたい人は、クラブケースだと物理的にドライバーを持っていけない場合もありますが、このようにフェアウェイウッドを重点的に練習することが、ドライバーショットを安定させることにもつながります。

限られた本数で1つ1つのクラブを重点的に練習

 さらに、三浦氏は「練習場に持っていける本数が限られているからこそ、毎回持っていくクラブをローテーションするのが効率的です」と話します。

「例えば、前回に偶数の番手を持っていったなら、今回は奇数の番手を持っていこうという感じです。ラウンドで使っているクラブを全部練習場に持っていくと、すべてを満遍なく打ちたくなってしまい、1つのクラブを極めることができない人も少なくないです」

「持っていける本数に制限があることはデメリットのようにも感じますが、1つ1つのクラブに集中できるので、あえて少ない本数を練習場に持っていくのも良いかもしれません」

 自転車や徒歩でクラブケースを持っていく際は、クルマや歩行者の妨げにならないよう、いつも以上に気をつけて移動する必要がありますが、クルマを所有していないゴルファーは参考にしてみてはいかがでしょうか。

【写真】アイアンが番手どおりに飛ぶ!? 効果絶大な“手首ゆるゆる”スイングを連続写真で解説

画像ギャラリー

手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
番手どおりの距離が打てないのは、インパクトでロフトが寝すぎているから。ハンドファーストで球をとらえると、番手なりの飛距離が打てる
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドの重さを感じながらスイングでき、クラブが勝手に上がる感覚をつかみやすい
ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく。この時も手首は緩めておく
練習場へは自転車で行っているというゴルファーも 写真:AC

最新記事