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- マナーモードでも振動音がうるさい! ゴルフ場でのスマホマナーを今一度考えてみる
ラウンド時に、スマートフォンをポケットやキャディーバッグに入れて持ち歩くゴルファーが多く見られます。ゴルフ場でスマートフォンを使う際のマナーは、どのようになっているのでしょうか。
ゴルフ場に到着した時点でマナーモードの設定を
ラウンドの際に、写真を撮ったり時間を確認するために、スマートフォンを持ち歩いているゴルファーは多いでしょう。

時には、ラウンド中に電話が掛かってきてしまうことがあるかもしれません。家族や友人からの連絡であれば、後で掛け直す選択肢もありますが、会社や取引先からの場合には「その場で電話に出なくては……」ということも考えられます。
ラウンド中のスマートフォンの使用マナーは、どのようになっているのでしょうか。
ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように説明します。
「実際にゴルフ場を訪れるゴルファーを見てみると、スマートフォンを持ち歩いている人が大半です。ですが、ラウンド中は電話に出ないことが基本的なマナーです」
「たとえ仕事の用件であったとしても、プレーを一時中断したり、ほかのゴルファーがショットを打つときに電話をするのは良い行動とは言えません」
また、飯島氏は「電話に出る以前に、マナーモードに設定しておくことも非常に重要です」と言い、次のように話を続けます。
「ゴルフ場に到着してクラブハウスに入場する際に、マナーモードに設定しておくのが望ましいでしょう。もし、プレー中に電話の着信などで音が出てしまった場合、周囲のゴルファーのショットやパットに影響を及ぼすことがあるため、注意する必要があります」
「打つ瞬間に音が鳴ってしまったら、それだけで集中力がそがれ、ミスショットにつながる可能性が非常に高くなります。実際のプロの大会などでも、観客のスマートフォンのマナーモードは必須です」
さらに、マナーモードにしていても、カートの置き場所によっては大きな振動音がします。プレー中、マナーモードにするのは当然として、スマートフォンを置く場所に配慮しておくことも大切です。
観客のシャッター音に悩まされたプロゴルファーも
ゴルフの大会では、観戦時の注意としてスマートフォンをマナーモードに設定、または、電源を切ることが呼びかけられています。これは、観戦時の当たり前のマナーとして浸透していることでもあります。
ただ、中にはこのようなマナーを知らなかったり、マナーモードへの設定や電源を切り忘れている観客もいるでしょう。
過去には、プレー中にスマートフォンの音が聞こえたことで、選手が嫌な思いをしたという事例もありました。
2019年9月に開催された男子ゴルフ「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」では、池田勇太選手が観客のスマートフォンのシャッター音に悩まされたと言います。
プロの試合はもちろんですが、アマチュアの競技中も着信音や電話口の声だけでなく、シャッター音、そしてゴルファー同士の話し声も迷惑な行為になります。
楽しくラウンドすることも重要ですが、話し声などは必要最低限にし、周りのゴルファーへの配慮を忘れないようにしましょう。
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