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- 「ティーアップして待つのはNG!」納得の理由とは? ショットを乱さない“待ち”のやり過ごし方
ラウンド中、ちょくちょく訪れる「待ち」の時間をどうやり過ごしたらショットを乱すことなく待てるのでしょうか。正確無比なショットを武器に女子ツアーで通算7勝を挙げている飯島茜に、待ち時間の有効な過ごし方とやってはいけないことを教えてもらいました。
「トーナメントでティーアップして待つ選手はまずいません」
ティーイングエリアに上がったものの、前の組が前方にいて打てないことがあります。特に前のホールでオナーを取って勢いのあるときは、せっかくのいいリズムが狂ってしまう感じがします。
ラウンド中、ちょくちょく訪れる「待ち」の時間をどうやり過ごしたらショットを乱すことなく待てるのでしょうか。正確無比なショットを武器に女子ツアーで通算7勝を挙げている飯島茜に、待ち時間の有効な過ごし方とやってはいけないことを教えてもらいました。
飯島は2020年からレッスン中心の活動に転じ、21年にはYouTubeチャンネル「飯島茜ゴルフちゃんねる」を開設。100万再生を連発するなど、ビギナーにも分かりやすいレッスンが好評を博しています。
「一番大事なのは、待っている間に体を動かすことです。じっとカートに座っていたり、ぼーっと立っていたりしているうちに自分の番になり、急に『打ちます』というのでは体が反応しませんからね。ストレッチや素振りをして体を動かして待ちましょう」
カートにどしっと腰掛けていると筋肉が固まってしまい、座る前のクラブをスムーズに振っていた体の状態とは違ってしまうからです。
疲れているときや待ち時間が長くなりそうなときでも、座ったままはNG。ストレッチをしたり、少し休んだり、素振りをしたり、疲れを感じない程度に軽く体を動かすことがポイントだと飯島は言います。
その素振りですが、ティーアップをして目標方向を見ながら行なったほうがショットのイメージをつかめるものでしょうか。
「トーナメントでは、ティーを刺してフェアウェイやグリーンが空くのを待つ選手はまずいません。先にティーアップをして、ストレッチや休憩を挟んで待つとしたら、いざボールを打つ時はルーティンを途中から始めざるを得なくなってしまうからです。ティーアップは『さあ、ショットをするぞ』という合図。待ち時間は体の準備をして過ごし、自分の番が来たら初めてティーアップをすることでショットのスイッチオンを図るべきです」
「ただ例外として、初心者やプレーに時間がかかる人は、あらかじめティーアップして待つのも一つの手です。バンカーや林など打ってはいけない方向を確認し、だいたいの目標方向を決めておけば、慌てることもなく時間短縮になるからです。打てる状態になったら、速やかにボールの後方へ移動して素振りを1回する、スパット(目標線上の目印)にフェースを合わせる、アドレスを取る、といった手順を決めておくといいでしょう」
ビギナーにとっては、先にティーアップして目標方向の確認をしておくほうが迷いがなくなりそうです。それ以外の人は、ティーアップをショットへの切り替えスイッチにするためティーアップせずに待ちましょう。
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