意外に少ないゴルフ場の貴重品ロッカーの使用率 結局安全なのは「フロントに預ける」なのか? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

意外に少ないゴルフ場の貴重品ロッカーの使用率 結局安全なのは「フロントに預ける」なのか?

最近は、男性もカートバッグを利用してラウンドすることが多くなり、貴重品ロッカーを利用せず、財布などを持ったままプレーする人も増えました。そこで、貴重品ロッカー利用率を調査、ゴルフ場に一番安全な「貴重品保管」について聞いてみました。

貴重品ロッカーの利用率は来場者の20~25%程度

 ゴルフ場は来場者に対して「貴重品をロッカーに置きっぱなしにしないでください。貴重品ロッカーかフロントに預けてください」と案内します。

 ロッカールームはゴルファーのラウンド中は無人になりますから、ロッカー荒らしなどの被害があった場合、責任を負うことができないと告知しています。その言葉に従って財布や車のキーなどを貴重品ロッカーに預けている人は多いでしょう。

来場者の5人に1人程度しか使用していない貴重品ロッカー
来場者の5人に1人程度しか使用していない貴重品ロッカー

 でも、貴重品ロッカーの種類や数はゴルフ場によって異なります。ゴルフ場で貴重品ロッカーを利用する人の割合はどれくらいなのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「正確な割合を出すことは難しいのですが、2つの異なるゴルフ場の貴重品ロッカーの利用状況から割合を推測してみました」

「まずAゴルフ場はカギ式の貴重品ロッカーが115個あります。そして利用数は1日平均40~50個です。そうすると貴重品ロッカーの稼働率は約35~43%ということになります」

「ただし、これは貴重品ロッカーの稼働率であって、実際の来場者は1日180~200人います。その人数に対して貴重品ロッカーの利用数が40~50個ということは、利用率は約20~25%ということになります」

「次にBゴルフ場は27ホール営業ですが、カギ式の貴重品ロッカーが45個しかありません。実際には75個あるのですが、カギの紛失により45個しか稼働していません」

「そのため土日は貴重品ロッカーが足りなくなり、貴重品をフロントに預けるお客様が出てきます。それが1日あたり10~30人です。つまり貴重品を預ける合計人数は55~75人ということになります」

「Bゴルフ場の土日の来場者は250~300人ですから、こちらも約20~25%です。したがって、ゴルフ場で貴重品を預ける人はだいたい20~25%だと思います」

貴重品を肌身離さず持ち歩いているゴルファーが意外と多い

【神殿造りや城など】タイムトラベルした気分になるゴルフ場のすごいクラブハウス

画像ギャラリー

平成倶楽部 鉢形城コースのクラブハウス。水面に映る姿も美しい 写真提供:平成倶楽部 鉢形城C
加賀カントリークラブのクラブハウス 写真提供:加賀CC
小幡郷ゴルフ倶楽部のクラブハウス内にあるレストラン 写真提供:小幡郷GC
寝殿造りが特徴の平成倶楽部 鉢形城コースのクラブハウス 写真提供:平成倶楽部 鉢形城C
重厚で雰囲気があるクラブハウスの車寄せ 写真提供:平成倶楽部 鉢形城C
クラブハウス内のロビー。天井が高く開放感がある 写真提供:平成倶楽部 鉢形城C
造園美と戦略性に富んだコース。ビギナーから上級者まで楽しめるレイアウト 写真提供:平成倶楽部 鉢形城C
城好きゴルファーを魅了する加賀カントリークラブのクラブハウス 写真提供:加賀CC
クラブハウス内にある源泉かけ流しの温泉。加賀カントリークラブは山代温泉・山中温泉・片山津温泉の「加賀温泉郷」にほど近い 写真提供:加賀CC
豊かな自然に囲まれたコースは距離がたっぷりでフェアウェイもワイド 写真提供:加賀CC
クラブハウスのエントランス(車寄せ)。手入れが行き届いた松や紅葉などの木々も美しい 写真提供:小幡郷GC
ロビーに展示されている鎧兜。存在感絶大 写真提供:小幡郷GC
120トンの水量を誇る池には約70匹の錦鯉が泳いでいる 写真提供:小幡郷GC
浅間山や上毛三山を望む景観も見事 写真提供:小幡郷GC
来場者の5人に1人程度しか使用していない貴重品ロッカー
「通常ロッカー」に貴重品をいれたままのプレー、もしもの時のゴルフ場の対応は貴重品ロッカーと変わらないが絶対にやめた方がいい
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