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- 項目が多すぎてチンプンカンプン! 弾道測定データ活用“基本のキ”をツアー7勝の飯島茜が伝授
ゴルフシミュレーターのあるインドア練習場など、一般ゴルファーでも弾道測定器に接する機会は増えてきました。しかし、計測できる項目が多すぎてチンプンカンプンという人も多いのではないでしょうか。弾道測定データ活用法の“基本のキ”をツアー7勝の飯島茜が伝授してくれました。
シャフトの硬さが合っていない人は意外と多い
インドアゴルフ練習場を利用するゴルファーが増えています。個室なら人目が気にならない、冷暖房完備、街中にあるといった便利さもさることながら、一番の要因は打席に導入されているゴルフシミュレーターの存在でしょう。
ただ、自分が打った打球の軌跡とともにスクリーン上に示される弾道の分析結果やデータをどう自分のスイングづくりに生かしたらいいのか分からない人が多いのではないでしょうか。そこでツアーの最前線で約15年間戦い、2020年からレッスン活動に転じたプロゴルファー・飯島茜に、アマチュアが弾道測定結果を上達に結びつけるための活用法を教えてもらいました。
「アマチュアの方のほとんどは飛距離データに一喜一憂しがちだと思いますが、弾道測定器のデータは、まずドライバーがご自分に合っているかどうかの確認に使うといいですよ。それにはヘッドスピードの数値とシャフト硬度(フレックス)とを照らし合わせてみましょう」
一般的に、ヘッドスピード40m/s前後の人はRシャフト、43m/s前後でSR、46m/s前後でSがそれぞれmと言われ目安とされます。ところが、実際の選び方はそうなっていないと言います。
「40m/sくらいでもSR、なかにはSの硬すぎるシャフトを使っている人を結構見かけます」と飯島。硬いシャフトのほうが“打球が曲がりにくく飛ぶ”と思い込んでいる方が多いのでしょう。曲がりにくいのは確かかもしれませんが、硬い分ヘッドを走らせたりクラブを振り切ったりすることが困難になり、スイングも球筋も乱しやすくなるので要注意です。一方でこんな人もいると言います。
「ヘッドスピードが45m/sくらいあってハードなシャフトを使う人もいれば、Rを使っている人もいます。しなりのポイントもそれぞれ違うため一概にはいえませんが、『ヘッドスピードの数値は高いほどよし』で終わらせるのではなく、自分に合うクラブに出会うために計測することが大切です。そのデータに合わせてもらい、好みも伝え、自分にマッチするように作ってもらうのが理想です」
試打クラブが用意されているインドア練習場なら、ヘッドスピードの数値を見ながらいろいろなシャフトのクラブを試すといいですね。
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