「追加料金なしはカレーだけじゃん…」 ゴルフ場のレストランで追加料金メニューが増えたワケ

「昼食付きプランで予約したのに、追加料金のないメニューが少ない……」。最近、そんなゴルフ場が増えているといいます。その理由とは?

「昼食つきプラン」は料金を安く見せるための戦略だった

 前出のゴルフ場関係者によると、ゴルフ場のプレー料金は、以前は昼食別で表記するほうが一般的だったそうです。

「プレー料金を安く見せるのであれば、昼食別のほうが安く見えます。だけど、それだと昼食代の高さが目立ってしまいます」

「その対策として、どこかのゴルフ場がプレー料金1万円(昼食別)を1万1000円(昼食つき)という表記にしました。『明朗会計で合計料金が安くなります』と打ち出し、他のゴルフ場も追随し、昼食つきの料金表記の流れになっていったと記憶しています」

レストランを廃止してストレッチルームとして利用しているマグレガーCC
レストランを廃止してストレッチルームとして利用しているマグレガーCC

「ただ、料理によって原価が違いますから、すべての料理を昼食つきプランに含めるわけにはいきません。料理の内容に応じて差額料金が発生するという今のシステムが確立されていったのではないでしょうか」

 ゴルファーの心理としても、追加料金が200~300円程度であれば、その日の気分やお腹の空き具合によって、好きな物を食べたいという発想にもなりやすいのでしょう。

 だが、そもそもの問題としてゴルフ場の来場者は1日最大200人程度にもかかわらず、あんなに大きなレストランがあり、人数分の料理を作って提供するために何人ものスタッフが働いています。

 それが理由でレストランのメニューが高いのであれば、今後はさらなる人手不足が起こることは間違いありません。食材費と人件費の高騰でゴルフ場のレストランが2000円以上のメニューばかりになったら、昼食を食べなくていいプランにゴルファーが一気に流れる可能性があります。

 2022年1月1日からレストランをクローズし、完全スループレーを実施しているマグレガーカントリークラブ(千葉県)は、昼食なしでサクッとラウンドを終えたいゴルファーに好評を博しています。

 コロナ禍で下がったレストランの客単価を回復させるために、追加料金が発生するメニューを増やしているとしたらナンセンスです。今こそアフターコロナのゴルフ場レストランのあり方をゼロベースで見直すタイミングだと思います。

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