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- 屋外の練習場より高コスパ!? 続々誕生する最新インドアゴルフスタジオ事情を探ってみた
都市部では屋外練習場が続々と姿を消しています。そんな中、増加しているのがインドアゴルフスタジオ。そこで、有名ティーチングプロである鶴見功樹さんがプロデュースする最新施設に潜入、そのメリットを探りました。
鶴見功樹さんプロデュースのインドアゴルフスタジオに潜入
2022年に入ってから東京都内でインドアゴルフスタジオの看板や広告を見かける機会がものすごく多くなりました。
筆者は6~7月に3カ所のインドアゴルフスタジオの無料体験に参加しました。そのうちの1カ所と契約し、現在は週4~5日のペースで通っています。
インドアゴルフスタジオの何がいいかと言いますと、打席の待ち時間がないことです。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは密を避けて楽しめるスポーツということで注目を集め、新たに始める人が増えました。
その結果、東京近郊のゴルフ練習場は2020年の下半期から来場者が急増しました。ゴルフ練習場業界の方々にとっては喜ばしいことだと思いますが、ゴルファーからすると今まで待ち時間なしで打席に入れていた施設で待ち時間が発生するようになり、ストレスを感じていました。
ゴルフ練習場には打席使用時間の規定がありませんから、100球で帰る人もいれば、200~300球打つ人もいます。したがって○分待ちという表示ではなく○人待ちという表示になります。待ち時間が読めないのでゴルフ練習場から足が遠のいていました。
インドアゴルフスタジオであれば、9時~10時に予約を入れれば、その時間は打席を確保できます。練習したい日時に確実に練習できますから、スケジュールが立てやすいです。
そんなわけですっかりインドアゴルフスタジオ愛好者になったところ、9月に代々木にオープンしたインドアゴルフスタジオがすごいらしいので取材をしてほしいという依頼があり、さっそく体験してきました。
その施設の名前は「シミュレーションゴルフレンジOUTDRIVE(アウトドライブ)」です。JR代々木駅から徒歩3分の明治通り沿いにあり、日本人初の英国PGAクォリファイプロの鶴見功樹さんがプロデュースしています。
鶴見さんによると、既存のインドアゴルフスタジオは設備系の会社が開業しているケースが多いようですが、プロゴルファーの目線で不満に感じることを解消した施設を作りたかったそうです。
「まずセキュリティですが、カードキーだけだと貸し借りができてしまいますから、顔認証システムを導入しました。これでなりすまし入室ができません」
「コースでのラウンドにつながる練習という部分では、自動傾斜マットを装備したゴルフシミュレーターの導入にこだわりました。Joy Golf Smart+(ジョイゴルフスマートプラス)という機種ですが、日本のメーカーが販売していますから、国内有名コースのラインナップが充実しているのも特徴です」
「それとレンジ用のボールではなくコース用のボールを使用したかったので、テーラーメイドのTP5を採用しました」
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