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- 屋外の練習場より高コスパ!? 続々誕生する最新インドアゴルフスタジオ事情を探ってみた
都市部では屋外練習場が続々と姿を消しています。そんな中、増加しているのがインドアゴルフスタジオ。そこで、有名ティーチングプロである鶴見功樹さんがプロデュースする最新施設に潜入、そのメリットを探りました。
オートティーアップの便利さとコースさながらの傾斜を満喫
筆者が通っているインドアゴルフスタジオはまさに設備系の会社が運営しており、使用ボールはレンジボールで、自動傾斜マットも装備されていません。その違いを比べながら、いろんなメニューを体験させてもらいました。
まず便利だと感じたのはオートティーアップ機能です。普段はボール入れの中にあるレンジボールを1球ずつ拾い上げ、ゴムティーに乗せて打っているのですが、自動的にティーアップされるのでラクです。
この機能のもう一つの利点がボールを拾わなくていいことです。普段はゴルフシミュレーターのスクリーンに向かってボールを打つと、スクリーンに当たってから真下に転がり落ちます。それを何十回も繰り返すと手元のボールがなくなるので、定期的にゴルフボールピッカーで回収します。
この機種はスクリーンに当たったボールがマシンの傾斜で自動的にティーアップゾーンに戻ってきます。これは利用者にとって時間効率がいい仕組みです。
また、自動傾斜マットも魅力的な機能だと実感しました。筆者はシミュレーションゴルフでのショットの精度はそれなりに上がってきたのですが、練習の精度がコースでなかなか発揮できません。その要因の一つが傾斜です。傾斜のキツいライからのショットで変な球が出て、それが原因で2~3打ロスすることが1ラウンドに何回かあります。
自動傾斜マットが装備されていると、苦手な傾斜を重点的に反復練習することができますから、より実戦的な練習になります。
それとコースボールはやっぱり打感がいいです。普段はレンジ用ボールでも特に不満はないのですが、コースボールと比較すると違いは一目瞭然でした。
ただ、これほどのこだわりを持っている施設なので、お値段が気になるところです。月額プランは全日通い放題のGold Plan、月4回のSilver Plan、0~6時通い放題のMidnight・Early bird Planの3種類。Gold Planが月額2万4200円、Silver Planが1万3200円、Midnight・Early bird Planが1万1000円です。
代々木周辺のゴルフ練習施設は明治神宮外苑ゴルフ練習場が有名でしたが、12月31日で営業を終了してしまいました。2023年は練習場所難民が増えることが予想されます。
ゴルフ練習場に週1~2回ペースで通っている人は、毎回の打席料と球貸し料を計算すると、インドアゴルフスタジオのほうがもしかしたら費用対効果が高いかもしれません。無料体験予約を募集中ですので、興味のある方はぜひ一度、施設に足を運んで最新ゴルフシミュレーターの性能を体感してみてください。
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