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- ゴルフ場が悩む“吸い殻問題” たった1年でポイ捨てを限りなくゼロにした一手とは?
目土入れやカート道のそばなど、ゴルフ場の至るところでタバコの吸い殻がポイ捨てされているのを目にします。ゴルフはマナーが重要視されるスポーツですが、ことタバコマナーに関しては突出して不心得者が多くなってしまうように感じます。こうした問題を解決したゴルフ場の一手とは?
清掃が行き届いている場所ではポイ捨てはしにくい

タバコの“吸い殻問題”を、現場であるゴルフ場ではどのようにとらえているのでしょうか。首都圏近郊の6つのゴルフ場に実態をお尋ねしたところ、あるゴルフ場のスタッフが興味深い話を聞かせてくれました。
そのゴルフ場では、クラブハウス内での喫煙は所定の場所以外はNG。コース内では、各ティーイングエリアのみOKにしています。各ホールのティーイングエリアに必ず1つ灰皿を設置し、カートの灰皿は撤去しているといいます。
「目土箱(目土入れ)にタバコの吸い殻が捨てられることはゼロではありませんが、かなり少ないですよ。目土箱はティーイングエリアの近くにあり、すべてのティーイングエリアに灰皿を設置しているから区別がつきやすいのだと思います」
「ゼロではない理由も分かっています。ティーイングエリアが砲台になっているため階段を上がるホールがありまして、たまたまカートを降りてすぐ横に目土箱があるんです。そこだけは、ティーイングエリア下で前の組が進むのを待つようなとき、目土箱に吸い殻を捨てる人がいます。たまにですが、そういう行為を見つけた場合は、口頭で注意します」(コーススタッフ、以下同)
実は1年ほど前までこのゴルフ場では、他の目土入れにも、カート道にも、フェアウェイにも、吸い殻のポイ捨てが散見されたといいます。ポイ捨てがなくなったのはここ1年のことだというのです。
たった1年で見違えるになったのは、ゴルフ場従業員が一丸となって2つの心がけを徹底するようになったからだとスタッフは分析します。
「1つはアナウンスです。“コース内はティーイングエリア以外禁煙です”“吸い殻のポイ捨てはしないでください”“目土箱に吸い殻を入れないでください”など、ホームページ上などで常にお客様にお伝えしています。ゴルファーのマナーとして当たり前のことですが、ビギナーや初めて当コースにいらっしゃる方もいるからです」
「なかには『電子タバコは煙が出ないから分からないだろう』と、フェアウェイやカートに乗って隠れて吸う人もいます。しかし、コーヒーの空き缶に吸い殻が入っていたり形跡があったりすれば分かります。その場合は、スタッフが必ず注意します。やめてもらいたいことは、口頭でお伝えし続けることが大切だと思います」
もちろんプレーヤーに対する声がけだけではありません。環境そのものをポイ捨てしづらいものに変えたのです。
「もう1つは毎日の清掃です。ゴルフ場側としては、1年前に従業員の意識改革から始めました。吸い殻やゴミを見つけたら必ず回収する、拾う。毎日ちゃんとやることで常にきれいにする。ポイ捨てする人にしてみれば、たった1本でも吸い殻が落ちていると自分も捨てたくなるからです。それに対して、1本も落ちていないきれいなところには捨てにくい。ですから灰皿のこまめな清掃はもちろん、吸い殻が1本でも落ちていたらスタッフは必ず拾いますよ」
ポイ捨て防止のカギがアナウンスと毎日の清掃にあったとは、灯台下暗しです。
このゴルフ場のモデルケースは、地道な心がけを持ち続けることによって“吸い殻問題”を限りなくゼロに近づけられることを証明しています。しかも、お金をかけたり、大がかりな道具を導入したりしなくてもできるのです。
このことを知ったプレーヤーも、ポイ捨てをしなくなるだけでなく、吸い殻やゴミが落ちていたらできる範囲で拾う。灰皿やゴミ箱に捨てる。ゴルフ場をきれいに保つ協力をしたいものです。
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