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- 政府のマスク着用ルール緩和でゴルフ場はどうなった? 大手2社で屋内の対応分かれる
政府の方針で、3月13日からマスク着用ルールが変わりました。基本的なマスクルールが変わったことで、ゴルフ場の対応はどうなっているか、ゴルフ場運営大手のアコーディア・ゴルフ、パシフィックゴルフマネージメント(PGM)の2社に聞いてみると、屋内に関しては対応が異なることが分かりました。
アコーディアは「個人の判断に委ねる」、PGMは「ご協力をお願いしている」
政府の方針で、3月13日からマスク着用ルールが変わりました。厚生労働省のホームページでは〈これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。〉と、明記されています。
基本的なマスクルールが変わったことで、ゴルフ場の対応はどうなっているか、ゴルフ場運営大手のアコーディア・ゴルフ、パシフィックゴルフマネージメント(PGM)の2社に聞いてみました。
アコーディア・ゴルフは全国で171コースのゴルフ場を運営しています。アコーディア・ゴルフの広報担当に3月13日以降のマスク着用について確認すると、今までとの変更点は「クラブハウス内、練習場、あるいはプレー中のマスク着用に関しては、お客様個人の判断に委ねさせていただきます」とのことで、プレーヤーのマスク着用は屋内を含めて任意に変更されています。ただ「お客様に接する従業員につきましては、引き続きマスクを着用させていただきます」とのことです。
また、従来通り、
・施設内の十分な換気、
・施設内アルコール消毒液の適正な設置および入場時用の体温検査機の設置、
・通常の共用部清掃に加え、特にフロント周り、ドアノブ、精算機、カート、レストラン、浴場設備内やロッカーなどの定期的なアルコール消毒の実施
・フロントにおけるクリアシートやアクリル板の設置
・レストランにおける十分なテーブル間隔の確保、テーブルのパーテーションの設置
などは、引き続き実施していくとのことです。
一方、全国で147コースを運営するPGMの広報担当に聞いたところ、屋内に関してはアコーディアと対応が分かれました。
「3月13日以降も、お客様にクラブハウス等の屋内、送迎バス内はマスク着用にご協力いただくようにお願いしています」とのことで、レストランについても同様。屋内では利用客の安全・安心に配慮し、マスク着用の方針を続けると言います。接客に携わる業務を行う従業員および本社従業員は、勤務中のマスク着用を引き続き義務化づけ、換気、施設内のアルコール消毒、検温なども従来通り、変更はないとのことです。
ゴルフ場は3密をさける屋外スポーツということで、コロナ禍以降好調が続いています。プレー中のマスク着用の必要はなくなりましたが、3月13日以降でも、クラブハウス、レストランなど屋内の場合は、ゴルフ場によって対応が違ってきています。ゴルフ場に行く前に、ホームページ等で確認していくと、スマートにゴルフ場を利用できるのではないでしょうか。
ゴルフ場のスタッフを含めてマスクが必要なくなるのはもう少し先で、新型コロナがインフルエンザと同等の扱いになる予定の5月以降で、また状況が変わってくるかもしれません。ゴルフ場がマスクなして利用できる、コロナ禍前の日常に早く戻ることを願うばかりです。
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