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- 公園での素振りは職質対象になる? ゴルフクラブを持ち歩くときの注意点とは
ゴルフクラブは凶器にもなりうることから、正当な理由なく持ち歩いていると検挙の対象となることがあります。では、どのような罪に問われる可能性があるのでしょうか?
警察官から職務質問を受ける可能性がある
久しぶりのラウンドに備えて、少し練習をしよう。そんなことを考えて、ケースに入れていないゴルフクラブを手にして夜の公園などへ出かけるともしかしたら警察官による職務質問を受けるかもしれません。
言うまでもなく、ゴルフクラブはゴルフスポーツのための道具です。しかし、残念なことに、人を傷つけるための凶器として使用されることもあります。
警察官には、警察官職務執行法第二条により「異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者」に対して職務質問を行なうことが認められています。
そのため、ゴルフクラブを凶器とした犯罪、もしくは犯そうとしていると判断された場合、職務質問を受ける可能性があります。
その際、ゴルフクラブをケースに入れずに持ち歩くこと自体が罪に問われる可能性はあるのでしょうか?
軽犯罪法第一条には、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」に対して、「拘留又は科料に処する」という記述があります。
ゴルフクラブは「人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具」に該当する可能性が十分にあります。そのため「正当な理由」がなければ、軽犯罪法違反として検挙の対象になると言えます。
実際には、「週末にラウンドがあり、練習をするためゴルフクラブを所持していた」と事情を説明すれば、よほど不審な点がない限り大事にならないでしょう。
ただ人通りが多い場所や、付近で傷害事件、空き巣などが多発している場所であれば、交番などで、事情聴取が行なわれる可能性もあります。
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