- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 「悔しい…球打ちたい」 ラウンド後の練習って効果ある? やるならゴルフ場か街の打ちっぱなしか
思ったようなスコアを出すことができず、ラウンド終了後すぐに練習したいと考えるゴルファーもいるでしょう。ラウンド終了後の練習は、上達につながりやすいのでしょうか?
ラウンド後の練習はかなり効果的だが入浴後はNG
「悔しいから、今すぐにでも練習したい」。思ったようなスコアを出すことができず、ラウンド終了後に打ちっぱなし練習場へ直行した経験があるゴルファーも中にはいるでしょう。ゴルフは一般的に昼休憩をはさみ5~6時間かけて18ホールを回るので、かなり体力を消耗します。
18ホール終了後は、疲労が蓄積しておりベストなコンディションとはいえませんが、ラウンド後の練習は効果的なのでしょうか? レッスンプロの山本昌夫氏は、以下のように話します。
「ラウンド後の練習は非常に効果的といえます。やはり課題や修正すべきポイントがかなり明確になっている状態なので、目的意識を持った身になる練習になりやすいです」
「ただし、ラウンド後に練習する場合は、必ずお風呂に入る前に行うようにします。一度湯船に浸かってしまうと筋肉が緩むので、そのあとに激しい練習をするとけがをしてしまう恐れがあります。実際に私の生徒さんで、ラウンド終了後に湯船に浸かりながら1日の振り返りを行い、やる気を出して練習して腰を痛め、半年間ゴルフができなくなってしまった人がいました。入浴後は非常に危険なので、必ず練習してから湯船に浸かるようにしましょう」
湯船に浸からずに練習場に向かえばいいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、その場合も街の打ちっぱなし練習場に移動しての練習は避けるのが無難だといいます。クルマのシートに座って移動した段階で腰の筋肉が緩んでしまうからです。なるべくゴルフ場に併設されているアプローチ・パター練習場やドライビングレンジを利用したほうがよさそうです。
また、ゴルフ場によっては前組がスタートした段階でドライビングレンジが閉まってしまうところもあるので、その場合はアプローチ・パター練習を重点的に行うといいでしょう。
一般的にビギナーが目標にすることが多い「100切り」に、飛距離はそこまで重要ではありません。パーオンしなくても、アプローチで確実にグリーンに乗せて2パットでカップインすることができれば、達成できる可能性はかなり高まります。本コースのように整備された練習グリーンでのパットや芝からのアプローチ練習ができる機会は限られるので、そういう意味でもラウンド後はゴルフ場で練習すべきといえるかもしれません。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking