「ゴルフは常にバックティーでしょ!」はカッコ悪い!? 自己満足ゴルファーに「足りないもの」とは?

混雑しているゴルフ場に限って出没するのが、スムーズな進行を心がけない「ゴルフはバックティー」に固執するごく一部の自己満足ゴルファー。ゴルフ場や全体プレーの進行などの空気が読めず、自分たちの腕前や飛距離に酔っているゴルファーたちに足りないものは何なのでしょうか?

「どうせ前が詰まるからバックティーで」が一番ダサい

 決められた競技でない限り、ゴルフ場でどのティーを使用するかは個々のゴルファーの判断とゴルフ場サイドの許可に委ねられます。

 また、ほとんどのゴルフ場でフルバックティーの使用をする際は、メンバーの同伴やハンディ申請など「必ず進行に迷惑をかけないこと」が求められる。実際にプレーしてスコアが悪くても、コース全体の進行に迷惑をかけなければ許されます。

バックティーを使用する際に一番重要なのは、飛距離自慢や腕前ではなく後ろの組への配慮
バックティーを使用する際に一番重要なのは、飛距離自慢や腕前ではなく後ろの組への配慮

 しかし、ごく一部ですが「ゴルフはバックティーでしょ」というこだわりに酔った自己満足ゴルファーも見かけます。混雑時は使用ティーにこだわるよりも、前後の組に迷惑をかけないプレーが第一です。

 200ヤードも飛ばないゴルファーがバックティー使用にこだわり、「まだ届いちゃうな」と前の組が300ヤード近く先に行くまで打たない「勘違い」スロープレーヤーは、後ろの組にどれだけ不快な思いをさせているのかを少しは考えた方がよいでしょう。

 そもそもティーがいくつもある理由は、飛距離に関わらずコース設計やレイアウトを楽しめるようにするためです。特に、飛距離が出ないことで絶対にパーオンしないホールがあっては、プレー内容の良し悪しを実感できません。飛距離が余るほどの飛ばし屋なら、純粋に距離が短くなることで好スコアを出せばよいだけです。

自己満足ゴルファーに足りないのは「多様なラウンドの楽しみ方」?

 一般営業時、特に混雑時のゴルフ場では、競技ゴルファーでもレギュラーティーからプレーする人はたくさんいます。全体のプレー進行を悪くしてまで、「俺たちはバックティー」にこだわる自己満足ゴルファーに限って、セカンドショット以降のコース設計やレイアウトの楽しみ方を知らないのかも知れません。

 もし男子プロ並みに飛距離が出るのなら、パー4でグリーン近くまで打ってバーディーを量産してもいいですし、あえてセカンドショットの距離を残してプレーしても十分に楽しめるはずです。

 女性ゴルファーのラウンドレッスンでは、スムーズな進行のためにレディースティーからプレーすることがあります。その時には、一般女性ゴルファーの平均ドライバー飛距離(約160ヤード)に合わせて7番アイアン以下を使用してプレーしますが、セカンドショットが届かない難しさを毎回実感します。感覚的には、一般男性ゴルファーが420ヤード以上のパー4で使用する番手を、女性ゴルファーのみなさんは毎回セカンドショットで使っています。

一般女性ゴルファーの平均飛距離は160ヤードほど。300ヤード以上のパー4では、長い番手でセカンドショットを打たなければいけない
一般女性ゴルファーの平均飛距離は160ヤードほど。300ヤード以上のパー4では、長い番手でセカンドショットを打たなければいけない

 混雑したゴルフ場において、レギュラーティーが「短くてつまらない」、「どうせ前がいるから同じ」という理由だけで、バックティーを使用するのはいかがなものかと思います。

「ゴルフは紳士淑女のスポーツ」とはいいながら、現実には「嘘でしょ!?」と目を疑いたくなるようなゴルファーを目の当たりにすることがあります。

 競技ゴルファーにとってはバックティーがレギュラー(通常)ティーなので使用するのは当然としても、これみよがしにバックティー「マウント」をしなくてもラウンドは十分に楽しめます。

 もしベテランゴルファーとして若いゴルファーやビギナーに「カッコイイ」と思われたいなら、使用ティーにこだわらなくても「スマート」な所作やプレーで見せればよいのです。

 特にレギュラーでもバックでも大きく飛距離が変わらない混雑したゴルフ場で「俺はバックだから」と主張するゴルファーがカッコよく見えることは絶対にありません。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

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