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- 工藤遥加の父親は224勝の大投手… 「有名人を両親に持つプロゴルファー」には誰がいる?
先日ステップ・アップ・ツアーで初優勝を遂げた工藤遥加の父親は通算224勝を誇る大投手・工藤公康さん。そこで両親が有名人のプロゴルファーを調べてみました。
工藤遥加の父親は福岡ソフトバンクホークス元監督の工藤公康さん
5月18~20日に開催されたステップ・アップ・ツアー(女子下部ツアー)の「ツインフィールズレディーストーナメント」で、工藤遥加がプロ入り13年目で待望の初優勝を挙げました。
各メディアが取り上げているように、工藤の父親は福岡ソフトバンクホークス元監督の工藤公康さんです。父親が偉大なアスリート・指導者だっただけに、目立った成績が残せないことに悔しい思いがあったでしょうが、ようやくうれしい報告ができたのではないでしょうか。
プロゴルフの世界には、父親・母親がプロゴルファーだったり、他のスポーツで活躍したアスリートだったりする選手がけっこういます。
昨年末のQT(クオリファイングトーナメント)で22位に入り、今シーズンは初優勝の期待がかかる竹田麗央の母親は、プロゴルファーの平瀬哲子です。哲子の妹は1993年と1994年の賞金女王の平瀬真由美。竹田にとって叔母にあたります。
2017年「マンシングウェアレディース東海クラシック」でツアー1勝を挙げている川岸史果は、両親がいずれもプロゴルファーです。父親は男子ツアー6勝を挙げている川岸良兼、母親は1990年プロ入会の喜多麻子です。
2012年「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」でツアー1勝を挙げている木戸愛の父親は、プロレスラーとして活躍した木戸修さんです。父親譲りの恵まれた体格を生かした鋭いショットを武器に、今シーズンはレギュラーツアーとステップ・アップ・ツアーを行き来しながら復活の糸口を探しています。
双子女子プロの先駆者としてステップ・アップ・ツアーに参戦している久保啓子と久保宣子の父親は、読売ジャイアンツ巡回投手コーチの久保康生さんです。現役時代は近鉄と阪神で投手として活躍し、現役引退後は投手コーチとして後進の育成を手がけています。
ちなみに啓子・宣子姉妹には兄と姉がおり、兄も2011年に日本プロゴルフ協会に入会しているプロゴルファーです。姉はプロゴルファーの上井邦浩と結婚しています。
レジェンズツアー(女子シニアツアー)開幕戦の「太陽生命 元気・長生きカップ」で優勝した福嶋浩子と48位タイだった姉の福嶋晃子の父親は、大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)の捕手として活躍した福嶋久晃さんです。
姉の晃子は1996年と1997年に2年連続で賞金女王に輝き、米女子ツアーにも参戦して2勝を挙げました。国内通算24勝、海外2勝の実績の持ち主です。妹の浩子はティーチング資格からツアー参戦を果たし、2016年「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」でツアー1勝を挙げています。
今はツアーから離れ、子育て中心の生活をしている東尾理子の父親は、西武ライオンズの投手として通算251勝を挙げ、引退後は監督も務めた東尾修さんです。2003年「大王製紙エリエールレディスオープン」では通算7アンダーで古閑美保とプレーオフを戦いましたが、惜しくも敗れてツアー未勝利のまま第一線から退きました。
両親が有名人のプロゴルファーが今後も活躍する可能性はある
上記に挙げたのはいずれも日本プロゴルフ協会や日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格した選手たちですが、惜しくも合格には至らなかった有名アスリートのお子さんもいました。
最近は元プロ野球選手の中村紀洋さんの次女・中村絵里香さんがプロゴルファーを目指して活動し、人気ゴルフ番組にも出演しています。
一方、男子ツアーでは近年、有名人を両親に持つプロゴルファーの活躍が見られなかったのですが、日米通算13勝を挙げている丸山茂樹の長男、丸山奨王がツアープロとしての道のりを歩み始めました。
親が有名アスリートだと、どうしても世間からの注目が集まりますが、親と本人は別人ですから、気負うことなく自分らしいプレーで存在感を発揮してほしいです。
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