一度ハマったら抜け出せない？ 「始めて本当によかった…」と思える“ゴルフ”の奥深さとは

　ゴルフは生涯スポーツとも言われ、年齢を重ねても楽しそうにプレーを続けている人が多くいます。飽きることなく何十年も続けられるゴルフの魅力とは、どんなところにあるのでしょうか。

　壮大な景色や自然の音を肌で感じながらプレーできるゴルフ。慌ただしい日常から離れ、都会の喧騒（けんそう）とは無縁の環境でスポーツができるゴルフに、魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。

　ゴルフではコンペが開催されることも多いですが、そのような場で関係性をより深めたり、新たな人と出会える機会が多いのも魅力です。コンペに限らず、インターネット上にはゴルフのコミュニティーがあったり、近年は1人予約やゴルコン（ゴルフ合コン）を利用するゴルファーも増えています。

「ゴルフ」という共通の趣味を持った人同士が出会い、ラウンドで長い時間を共にすることで、その後の関係性もグッと縮めやすいのがゴルフならではの特徴かもしれません。

　老若男女に愛されるゴルフは、年齢や性別を問わず一緒にプレーできることも魅力として挙げられるでしょう。実際にアンダーパーで回るシニアの方もたくさんいますし、ドライバーの飛距離が200ヤード程度の人でも、300ヤード飛ばせる人より少ないスコアで回ることは十分にあり得ます。

　また、ゴルフは数あるスポーツの中でも自分と向き合う時間が長く、人間性が試される競技でもあります。

　時には不甲斐ないミスが原因でイライラすることもあるでしょう。しかし、自分の感情をコントロールすることもゴルフでは大切な要素の一つ。ゴルフを通じて自分自身としっかり向き合うことで人間性が身につき、己の成長にもつながるはずです。

　大自然に囲まれた環境で老若男女が同じ舞台で楽しめるゴルフ。一生付き合える仲間と出会えることや、自分と向き合いながら人間性を高めていくこともゴルフを通して得られるポジティブな要素でしょう。

　そして何より、自分自身の中にある「飽くなき探究心」が“やめられなくなる”ゴルフの魅力なのかもしれません。