菅沼菜々がSNSに届く誹謗中傷に悲痛な思い 「やめてください」「傷つけないでください」と切実な訴え

　女子プロゴルファーの菅沼菜々が自身のnoteを更新し、現在の心境を明かしました。

　前々週に行われた「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で優勝を手にした菅沼。「2勝目」と題して投稿したnoteでは「優勝することができました！」「たくさんのご声援ありがとうございました」とファンや家族、マネジャーやトレーナーに感謝の思いを伝え、「いい意味で自分に自信がついて、自分を客観的に見ることができていました」と戦いを振り返り、「少し成長を感じました、笑」と喜びの声を語りました。

　一方で、「今回優勝よりも伝えたいこと」とつづった菅沼は、続けて「リプライや、dmに、否定的なメッセージがくることが最近よくあります」と明かし、「スイングの指導、アイドルとか言って調子に乗っている、勘違いしている、練習しろ、snsばっかり、等」「いろいろきてますが。やめてください」とコメント。

　今季からJLPGA（日本女子プロゴルフ協会）の広報活動を担当する「JLPGAブライトナー」にも選出され、女子ゴルフ界の発展を担う一員として自身のSNSでも積極的な発信を続けている菅沼。

「有名になったら仕方ない、確かに一理あります」と一定の理解を示しながらも、「どんな有名人にもアンチはいるかもしれないけど、それによって人生が変わる人もいる」「アイドルが大好きで、アイドルっぽく振る舞って何が悪いのでしょうか」と悲痛な胸の内を明かし、「他の選手にもです。傷つけないでください」「お願いします」と訴えかけるコメントがつづられています。

　また、自身の初優勝を記念して発売したグッズに対しても心無い声が届いているようで、「金もうけって言われたりしますが全額寄付してます。ホームページにも書いてあるはずです。わたしに収益は入ってません」と言及。

　菅沼は改めて「私は私の道を生きます」「何を言われてもアイドル大好きだしアイドルみたいにかわいくなりたいしゴルフも強くなりたい」と決意を語り、「応援してくださる皆さまのことは大好きですからね」「こんなこと書きたくないのになーーー」「伝わりますように」と呼びかけ、最後に「あ、怒ってないからね笑」「んー、嘘、ちょっと怒ってる」と記して投稿を締めくくりました。

　Xには、菅沼の切実な訴えがつづられたこの投稿を読んだファンから「自分の道を信じて進んでください」「私はずーっと応援します」「いつでも菜々ちゃんの味方です」「負けずに頑張ってください」など、励ましの声が多数寄せられています。

2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。23年「NEC軽井沢72ゴルフ」では、神谷そらとのプレーオフを制して悲願の初優勝を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属。