「ようやく立てた憧れの舞台」“プロテスト6回受験”の苦労人ルーキー・青木香奈子がプロデビュー戦を終え心境を吐露

　女子プロゴルファーの青木香奈子が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

　3月23日に最終ラウンドが行われ、2位に9打差をつける通算13アンダーをマークした吉田優利の優勝で幕を閉じた「Vポイント×SMBCレディス」。

　6度目の挑戦となった昨年のプロテストで合格を勝ち取り、今大会でプロデビュー戦を迎えた青木は予選通過を果たすなど堂々たるプレーを披露。最終日こそ「74」と伸び悩んだものの、通算1オーバーの13位タイで3日間にわたる戦いを終えました。

　試合後にアップした投稿では「推薦をいただき、出場することができました」「ようやく立てた憧れの舞台で、うれしさと緊張、そして感謝の気持ちでいっぱいの3日間でした」とコメント。

　続けて「レギュラーツアーならではの厳しいセッティングに苦しみました」と振り返りながらも、「プロとしていいスタートが切れたことを素直にうれしく思っています」「同組の憧れの選手たちとプレーできたこと、そしてギャラリーの皆さまの温かい声援にも、心から感謝しています」とつづり、“プロデビュー戦”という特別な試合を無事に終えることができた喜びを伝えています。

　今季は下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場となるものの、次戦は地元・宮崎県で開催されるレギュラーツアー「アクサレディス」（28日開幕）に主催者推薦で出場。

　最後は「＃本当に楽しかった」と充実感あふれるハッシュタグを添えて締めくくったこの投稿に、ファンからは「デビュー戦お疲れさまでした」「ナイスラウンド」「笑顔で楽しそうにプレーしてたのが好印象」「感動した」「新しいスターの誕生」など、多くのコメントが寄せられました。

2000年4月11日生まれ、宮崎県出身。10歳からゴルフを始め、6度目の挑戦となった24年のプロテストで合格。ルーキーとして迎える25年シーズンはステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。マイナビ所属。