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- 「今後どうするかはまだ決めてません」 後半戦の出場権を失った河本結が“悔しい”胸の内を明かす
プロゴルファーの河本結(かわもと・ゆい)が自身のインスタグラムを更新。これまでの戦いを振り返り、現在の心境を明かしました。
「今の私の経緯を少しお話しようと思います」
◆国内女子プロゴルフ<ニチレイレディス 6月16~18日 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県) 6621ヤード・パー72>
女子プロゴルファーの河本結が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。
6月16日から18日まで開催され、ツアー通算10勝目を手にした山下美夢有の優勝で幕を閉じた「ニチレイレディス」。
前週まで15試合に出場し予選通過がわずか2回と厳しい状況で、今大会を暫定リランキング68位で迎えた河本。後半戦の出場権を得るために今大会での上位進出が必須となっていたものの、第2ラウンド終了時でトータル3オーバーと予選を通過することができず、後半戦出場の望みが絶たれる結果になりました。
18日にアップしたインスタグラムの投稿では「今週も応援ありがとうございました」と書き出し、「前半戦の試合全てが終了しました」と報告。
河本は続けて「今の私の経緯を少しお話しようと思います」とつづり、米ツアーに参戦していた21年から「今より、よりよくしようとスイングを大きく変えました」とスイング改造に着手していたことを明かすも、「私の生命線であるショットでグリーンにも乗せられなくなってしまって」「なにをどうしたらわからなくて戦う気力も目標も無くしてしまい…」と日本ツアーへ復帰した経緯を語りました。
22年シーズンは「オフは新しいスイングを習得しようととにかく練習とトレーニングをしました」「この新しいスイングを完成させたら戦える!と言い聞かせながら」と試行錯誤の段階で試合に挑んだものの、「どうしても感覚が違くて」「クラブがどう動いてるのかわからない」と苦しい胸の内を吐露。
今シーズンからは新たなコーチと共に自分のスイングを模索し、ついに先週「自分の中に微(かす)かに覚えているいい時の感覚で打つとグンとショットが良くなって」「あれ、これ前に感じてたな、こう打ってた、コレコレ!みたいな」と手ごたえを実感。
しかし、「その感覚、そのスイングで試合ではすぐに打てなくて」「無意識に打てるようになるまではまだまだ時間がかかりそうです」と実戦で体現するまでには至っていないことを明かし、「たっくさん練習しないとこれはできないなと思っています」と苦しんだこの3年を振り返りました。
思い通りのスイングができず、もどかしい日々を過ごす中「応援してくれている方の気持ちを踏みにじってる成績しか出せなくて申し訳ないです」と語るも、「でも私はこんなので終わりたくない。というより終わらせない」「心も技術も体も最強になって戦えるように日々練習して鍛えて過ごしたいと思います」と力強い意気込みを語った河本。
最後に「今後どうするかはまだ決めてませんが決まり次第お伝えしたいと思います」と記し、「読んでくれた方ありがとうございました」とつづって締めくくられたこの投稿に、ファンからは「いつまでも応援しています」「復活の日が来るのを信じて」「待ってます」「最高にカッコいい」など励ましのコメントが多数寄せられています。
河本 結(かわもと・ゆい)
1998年8月29日生まれ、愛媛県出身。ツアーを席巻している「黄金世代」の一人。両親の影響で5歳からゴルフを始め、2018年にプロテスト合格。翌年の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を挙げる。弟はプロゴルファーの河本力。リコー所属。
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