- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 「私の存在にも気づいてほしい(笑)」 岩井ツインズと“同期”桑木志帆が初Vへ王手
国内女子ツアー「資生堂レディス」3日目、桑木志帆が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーで首位タイに並んだ。“岩井姉妹”と同期の桑木に初優勝のチャンスが巡ってきた。
「今日は50点くらいの内容」
◆国内女子プロゴルフ<資生堂レディスオープン 6月29日~7月2日 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県) 6605ヤード・パー72>
「内容的には50点くらい」と大会3日目を振り返る桑木志帆。
2番をバーディーで先行の後、3番でボギー。9番をバーディーにして折り返したが、後半も1バーディー、1ボギーでスコアを伸ばしきれずホールアウト。
「ドライバーが1回しかフェアウェイにいかなかったので、とても苦しかった。でも、そこからリカバリーできたからこの点数です。調子がそんなによくないのに、この位置にいるのが不思議」と苦笑い。
それでも初日からここまでアンダーパーでのラウンドで、通算7アンダーの首位タイで最終日を迎えることになった。
初優勝のチャンスが巡ってきたわけだが、7アンダーで並んだのが4人。桑木は最終組の一つ前の組からのスタートになった。
「最終組はどちらかというと回りたくない。緊張しそうです。昨年、一度だけ回ったことがあるのですが、独特の雰囲気があります。だから追いかけていくほうが自分は得意。気持ち的にも楽になると思います」
20歳の桑木は今季絶好調の岩井明愛・千怜と同期で同学年。彼女たちが活躍する姿を同じ土俵から眺めながら「目立っていますよね。でも私の存在にも気づいてほしい(笑)」と笑う。
もちろん優勝すれば一気に“桑木志帆”の存在も広く知れわたる。ジワリと追いかけるゴルフで、ツアー初優勝を狙う。
桑木 志帆(くわき・しほ)
2003年1月29日、岡山県生まれ。21年6月のプロテストに合格し、QTランキング13位の資格で22年シーズンからツアーに本格デビュー。21年のJLPGA新人戦加賀電子カップでは優勝を手にしている。岡山御津CC所属。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking