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- 「帰ってきた伝説」 全米女子オープン2位の申ジエを韓国メディアが激賞 今季メジャーに意欲的な理由とは?
全米女子オープンの最終日に5位タイから出た韓国の申ジエ(しん・じえ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーの2位タイでフィニッシュした。35歳ながらもメジャー2位という結果に韓国メディアが激賞している。
4年ぶりに全米女子オープン出場でも結果を残した申ジエ
◆米国女子プロゴルフ<全米女子オープン 7月6~9日 ペブルビーチGL(カリフォルニア州) 6546ヤード・パー72>
史上最多22人の日本人選手が出場したことで話題だった今年の全米女子オープン。注目の渋野日向子は予選落ちとなったが、畑岡奈紗が最終日最終組、首位から出たが後半に失速して通算3アンダーの4位タイでフィニッシュした。

一方で日本女子ツアーから参戦した“日本人選手”の中で最上位は13位タイの木下彩だが、“韓国人選手”を含むと、日本女子ツアー勢の最上位は2位タイでフィニッシュした申ジエだ。
最終日に5位から出た申ジエは5バーディー、1ボギーでスコアを伸ばし、通算6アンダーの2位タイでフィニッシュ。元世界1位、元米ツアー賞金女王の貫録を見せつける形となったが、日本ツアーでも見られる最終日の集中力と追い上げは健在だった。
申ジエは試合後、「夢にまでに見たペブルビーチで試合ができてとても幸せでしたし光栄です。個人最高成績を出せたこともうれしい。チャンピオンのように幸せな気分です」と語ったという。
この結果に沸いているのが韓国。母国メディアはこぞって申ジエの結果を伝えており、「貫録の申ジエ」(news1)、「帰ってきた伝説の申ジエ」(毎日経済)、「相変わらず強い申ジエ」(SBSニュース)、「35歳の申ジエ“クラス”は現在進行形」(世界日報)など、その見出しも刺激的だ。
一般誌「東亜日報」は「“ファイナルクイーン”申ジエは健在だった。全米女子オープンに4年ぶりに出場して2位タイ。世界ランキング75位以内の資格で自身9度目の全米女子オープン出場となった申ジエは、2010年5位タイを超えて自身の最高成績を残した。最終日に強いことからくる“ファイナルクイーン”の異名通り、今大会でもその強さを見せつけた」と伝えている。
今季は日本ツアーでも2勝し、メルセデス・ランキングも2位(同1位は山下美夢有)と、好調を維持。関係者によると今季は目標とする日本ツアーでの年間女王、賞金女王を手にするため、残りの海外メジャー出場を予定しているという。
海外メジャーの成績は、日本ツアーにメルセデス・ランキングのポイントとして反映されるため、今回の全米女子オープンのように結果を残していけば、おのずと頂点への道が開けてくる。
申 ジエ(しん・じえ)
1988年4月28日生まれ。韓国出身の女子プロゴルファー。11歳からゴルフを始め、2007年に韓国ツアー19戦10勝。翌年「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」で日本ツアー初優勝を飾り、同年の「全英リコー女子」を含む米ツアー4勝。09年に米ツアーの賞金女王となり、10年には世界ランキング1位に。14年から主戦場を日本に移し、18年はツアー史上初となる公式戦(メジャー)年間3勝を達成し7年シードを獲得。スリーボンド所属。
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