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高校生の時には決めていた!? リッキー・ファウラーが故郷の練習場を買収した“彼らしい理由”とは?
長いスランプを経て、7月のロケット・モーゲージ・クラシックで1610日振りの復活優勝を果たしたリッキー・ファウラー。そんな彼が、故郷のゴルフ練習場を「買い取った」という。R・ファウラーが今、安くない買い物をした理由とは。
「この練習場を、ずっと以前のままの姿に保ちたいんだ」
2009年にプロ転向し、2010年からPGAツアー参戦を開始してからも、ファウラーのコーチはマクドンネルのままだった。
しかし、ファウラーがデビューした翌年の春、マクドンネルは75歳でこの世を去った。たった一人のコーチを失ったファウラーは、それから2年間は自己流で練習し、2012年のウエルスファーゴ選手権で初優勝を挙げた。

だが、なかなか2勝目が挙げられず、「第3の目」の必要性を痛感したファウラーは、2013年からはブッチ・ハーモンに師事。その成果が表れ、2015年のプレーヤーズ選手権を制すると、ファウラーはその優勝報告を兼ねて、古巣の練習場のオーナー、テスドールに電話をかけた。
「昔の約束、忘れてないよね。アナタがリタイアするときは僕がマリエッタ・バレーを買って引き継ぐから、そのときが来たら必ず僕に教えてね」
「そのとき」は、2019年にやってきた。テスドールは引退の意思をファウラーに伝え、ファウラーは練習場を買い取るために動き出した。
それは、世の中が新型コロナウイルス感染拡大でパンデミックに陥り、ファウラー自身のゴルフも不調に陥り始めたころで、大きな買い物をするには、ある意味、「最悪のタイミング」だった。
おまけに、テスドールは練習場施設のオーナーだったが、土地はリースだったため、ファウラーの買い取り手続きは複雑さをきわめて難航。「数年が、かかってしまった」が、今年1月、ようやくすべての手続きが完了したそうだ。
「僕は、この練習場を、ずっと以前のままの姿に保ちたいんだ」
それゆえ、ファウラーは練習場の運営業務そのものは外部に委託したものの、テスドールには「好きなときに好きなだけ、ここへ来てね」と頼み、フロントデスクに30年以上、立ち続けてきた受付のリサ・ドーントにも同じことを告げたという。だから、マリエッタ・バレーには、昔も今もテスドールとドーントの姿が毎日のように見られる。
「今シーズンが終わったら、僕はマリエッタ・バレーに今まで以上に出向いて、練習場のこれからのことを、みんなで話し合っていくつもりだ」
この練習場はファウラーのゴルフの出発点であり、「彼のゴルフの故郷」だが、同時に、地元のたくさんのゴルファーの故郷でもある。
そんな「みんなの故郷」を大切に保っていきたいと願うファウラーの姿は、「誰かのために勝ちたい」と願うファウラーそのもので、「さすが、リッキー!」と拍手を贈りたくなる。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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