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- 復帰の原英莉花「ヘルニアの痛みはゼロに近い」 3カ月ぶりのトーナメントに意欲
国内女子ツアー「北海道meijiカップ」で原英莉花が3カ月ぶりにツアーに復帰する。3日のプロアマ戦後の会見で「新しい気持ちでまたここに立ててうれしい」と現在の心境について語った。
「久しぶりの勝負にアドレナリンが出ている」
◆国内女子プロゴルフ<北海道meijiカップ 8月4~6日 札幌国際カントリークラブ 島松コース (北海道) 6593ヤード・パー72>
国内女子ツアーの「北海道meijiカップ」で原英莉花が3カ月ぶりにツアーに復帰する。3日のプロアマ戦後の会見では元気な姿を見せ、復帰戦となる今大会に向けた意気込みを存分に語った。

「ここまで色々とあったんですけれど、新しい気持ちでここに立ててうれしい。勝負勘というところはシーズンオフ以外でここまで離れたのは初めてなので、どういうショットができるかは不安だったり、ワクワクだったりですが、感覚はすごくいい」
原は5月17日に腰のヘルニアを手術し、丸1カ月はクラブを握れず、6月17日から練習を再開。
「練習はガツガツやっちゃいけないと言われていたので、コースで回ってくらいの感じです。7月に入ってからジャンボ(尾崎)さんのところで調整させてもらいました」と、様子を見ながらここまでコンディションを維持してきたと明かす。
気になる痛みのほうだが、「痛みはない状態。ヘルニアの痛みはほぼなくて、ゼロに近いと思います」と、プレーに支障はないと笑顔を見せる。
同大会を復帰戦に選んだのは「医者からは術後3カ月で(と言われていて)そこを目途に調整を続けていました。7月の1週にエントリーの許可が下りたので、逆算して決めました」と話す。
とはいえ、万全な状態ではないことは重々承知。それでも「今までの感覚は捨てて、ショットも今の中ではベスト。飛距離は少し落ちたと思うけれど、そこにこだわらず体をつくりながら徐々に取り組んでいけたらいい」と前向きだ。
それでもトーナメントにこれだけ早く戻って来れられたことは、驚異的な回復力と言っていいだろう。スピード復帰だからこそ、結果よりもプレーの内容にこだわりたいところ。
「すごく緊張していますし、久しぶりの勝負にちょっとアドレナリンが出ている。上位で争えたらいいなと思いますが、気持ちだけは高く持っていて、冷静に自分を分析しながら戦えたらいい」
多くのファンが彼女の復帰を待ちわびていたはず。無理は禁物だが、ツアーを盛り上げる活躍を期待したいところだ。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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