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- モナハンPGAツアー会長の“懺悔”を受け入れた有力選手たち 懐疑的なメディアには「答えは年末に出る」
PIFとの統合発表後に体調を崩して約1カ月休職していたPGAツアーのジェイ・モナハン会長。一部で囁かれていた引退説を覆し、7月17日に会長職に復帰することを発表した。その後も表舞台に立つことはなかったが、プレーオフシリーズ第1戦のフェデックス・セントジュード選手権では、試合会場に足を運び、ほぼ2カ月ぶりに公の場に姿を現した。
「PIFによる投資を得て、新たなるツアーに成長する」

それにしても、経験豊富な辣腕ビジネスマンでもあるはずのモナハン会長が、なぜPIFとの統合合意に関しては、後々に深く後悔するような言動を取ってしまったのだろうか。
その点に関して、モナハン会長は、こう自己分析したという。
「あのときは、統合合意を早く発表したくて、ウズウズしていた。一刻も早く発表したい気持ちになって、待ちきれなかった。抜き打ちで発表する形になってしまったために、誤情報が出回り、誤った情報が選手たちの誤解を生み、信頼が損なわれた」
その言葉を咀嚼すると、モナハン会長はPIFとの統合がPGAツアーにとって、とても良いものなのだと確信したからこそ、「早く発表したい」「早く伝えたい」という気持ちに襲われ、誰に伝える手間も惜しみ、電撃発表してしまったのだと受け取れる。
PIFとの統合は、モナハン会長をそんなにも興奮させるほど、本当に「それほど良いもの」なのだろうか。
今月8日の選手たちとのミーティングでも9日の米メディアとのディスカッションでも、モナハン会長は自信満々にこう語ったそうだ。
「PIFとの統合が完了したら、PGAツアーにとっても、選手たちにとっても、とても実り多き結果になると私は強く確信している」
統合後は、PGAツアーとPIFによる新会社「PGAツアー・エンタープライズ(仮称)」が営利法人として創設され、PGAツアーそのものは、それとは別に現状通りの非営利法人として継続されていく予定とされている。
「PIFによる投資を得て、PGAツアーは選手やファンに大きな恩恵を授けることができる新たなるツアーに成長する。この統合は、そのための新しいコマーシャルモデルになる」
選手会の了承を得た上で、両者の統合が完了されるべき日は、現状では、今年の12月末とされている。
「アナタは自分自身がPGAツアーの会長に適任だと思っているか?」と米メディアから単刀直入に問われたモナハン会長は、こう言った。
「その問いの答えは、今年の年末にわれわれがどこにいて、PGAツアーがどうなっているか、それ次第だ」
そのときが来れば、答えは自ずと分かるという意味なのだろう。この返答には、モナハン会長の自信さえうかがわれるが、果たして、彼のその自信は本物か、それとも必死に繕っている虚勢なのか。
その答えも、モナハン会長の言葉通り、いいずれ、「自ずと分かる」ことだろう。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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