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「予選通過をしていかないとシードも厳しい」 背水の渋野日向子がカナダのナショナルオープンに出場
日本時間の25日未明、米国女子ツアー「CPKC女子オープン」がカナダ・バンクーバー近郊のショーネシーG&CCで開幕。日本勢は畑岡奈紗(はたおか・なさ)、古江彩佳(ふるえ・あやか)、笹生優花(さそう・ゆうか)、渋野日向子(しぶの・ひなこ)、勝みなみ(かつ・みなみ)、西村 優菜(にしむら・ゆな)、野村敏京(のむら・はるきょう)の7選手が出場する。
「上を狙うと言う自信は今はないですが…」
◆米国女子プロゴルフ<CPKC女子オープン 8月24~27日 ショーネシーG&CC(カナダ) 6709ヤード・パー72>
日本時間の25日未明、米国女子ツアー「CPKC女子オープン」がカナダ・バンクーバー近郊のショーネシーG&CCで開幕。日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の7選手が出場する。
カナダのナショナルオープンという位置づけだけあって、海外勢も今季メジャー2勝のリリア・ヴをはじめ、ネリー・コルダ、コ・ジンヨン、リディア・コ、ブルック・ヘンダーソン、ミンジ・リー、レクシー・トンプソン、チョン・インジ、セリーヌ・ブティエなど、世界トップ選手が勢ぞろい。メジャー並みのエリートフィールドで日本勢がどんな戦いを見せるかに注目だ。
現在ランキング70位と、80位までの来季出場権確保に黄信号が灯っている渋野日向子は危機感をあらわにする。
「まずはやっぱり、これからはしっかりと予選通過をしていかないとシードも厳しいですし、上を狙うと言う自信は今はないですが、しっかりそこだけがんばります。4日間戦えるように頑張ります」
全英(AIG)女子オープン後の1週間のオフを利用し、一旦、日本に帰って実家でリフレッシュしてきたという渋野。しっくりきていなかったパッティングを短いパット中心の練習で修正してきたという。グリーンが難しい印象というコースを攻略し、上位進出で“安全圏”まで上昇してほしいところだ。
一方、今季メジャーで幾度も優勝争いを演じながら大願成就とはならなかった畑岡奈紗は、全英女子から直接バンクーバー入り。カルガリーまで遠出するなど、敗戦の痛手を癒すゆっくりしたオフを過ごせたようだ。
今週の意気込みについてはこう語る。
「毎年1試合しかカナダではなくて、すごくみんな楽しみにしている試合でもあると思うので、ここで優勝できれば最高かなと思います」
最後に今後の目標について「とにかく勝つことです」と力強く宣言した。
なお、この試合の模様はWOWOWで連日放送される。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメント、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。昨季は米ツアーを主戦場に戦った。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。
畑岡 奈紗(はたおか・なさ)
1999年年1月13日生まれ、茨城県出身。2016年の日本女子オープンで国内メジャー史上初のアマチュア優勝達成。その後、プロに転向して翌17年から米ツアーに参戦。同ツアーでは18年に初勝利を挙げ、22年DIOインプラントLAオープンで米ツアー通算6勝目。日本ツアーでも、17年に日本女子オープン連覇、19年に日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープンの国内メジャー2勝を達成するなどツアー通算5勝を挙げている。アビームコンサルティング所属。
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