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- 女子ゴルフ「プロテスト2次」開始 米ツアー経験者の山口すず夏、ミネベアミツミでローアマの都 玲華らが突破
7月から5つの会場で行われた第1次から、最終プロテスト(10月31日~11月3日、岡山県・JFE瀬戸内海GC)までの出場者を合計すると約750人が挑み、20位タイまでしか合格できない厳しいサバイバルレース。3会場で行われる第2次予選は、C会場の呉CC(広島県)で9月19日に幕を開けました。
24位タイまでの27人が最終プロテスト進出
JLPGAプロテストの第2次予選が始まりました。
7月から5つの会場で行われた第1次から、最終プロテスト(10月31日~11月3日、岡山県・JFE瀬戸内海GC)までの出場者を合計すると約750人が挑み、20位タイまでしか合格できない厳しいサバイバルレース。3会場で行われる第2次予選は、C会場の呉CC(広島県)で9月19日に幕を開けました。
1次を突破した選手、昨年のプロテスト最終まで進んだ選手、ロレックス(女子世界)ランキング上位者などが挑んだ2次予選。C会場には87人が集結しました。
4ラウンド72ホールですが、54ホールを終えた時点で、最初の試練が待っています。ここで会場ごとに掲示される最終テスト進出順位に8打差までの選手だけが、最終ラウンドに進むことができます。
C会場では、54ホールを終えて27位タイまでの34人。イーブンパーがこれに当たり、8打差の8オーバーまでの65人が最終日に進みました。
72ホールをプレーして、C会場で最終テスト出場を決めたのは、通算イーブンパー24位タイまでの27人。通算16アンダー首位の都 玲華を始め、通算12アンダー2位の石田可奈子、通算2アンダー19位タイの山口すず夏らです。
首位の都は、これが3度目のプロテスト挑戦です。2位の石田は、JLPGA会員以外もQTを受けられる以前の規定の下でツアーに単年登録し、2017年にプロデビューしている29歳。既定の変更によりプロテスト受験がほぼ必須となったため、あらためて挑んでいるところです。
米ツアーでのプレー経験もある山口は2015年全米女子オープンに最終予選から挑み、日本人最年少の15歳で出場して話題になりました。18年にはオーストラリア女子アマにも優勝。当時はプロテスト受験は18歳からだったため、米ツアーのQスクールに挑み、36位タイで出場権を得てプロ転向。米国でプレーしていました。
日本のプロテストには21年に初挑戦しましたが不合格。昨年は最終テストまで進むことができませんでした。
3度目の今年は、2次予選の初日に6オーバー78の大叩き。まさかの79位タイ発進となりましたが、2日目に2つスコアを縮めて59位タイに浮上すると、3日目、4日目はいずれも3アンダー。通算2アンダー19位タイまで順位を上げて最終テスト進出となりました。
2次テストはこの後、10月3日からのA地区(~6日、茨城県・静ヒルズCC)10月10日からのB地区(~13日、三重県・ジャパンクラシックCCクイーンC)と続きます。
約1カ月後の最終テストは、2次までをくぐり抜けた選手たちに加え、1次、2次を免除された実力者たちも参戦します。昨年の全米女子アマで圧勝した馬場咲希も、世界アマチュアランキング10位以内の資格で出場。ナショナルチームのメンバー、日本女子アマ、日本女子学生優勝者など、そうそうたる実績の持ち主が出てくるさらに厳しい戦いとなります。
実力者同士の戦いで20位タイまでしか合格できない究極のサバイバルレース。それが最終プロテストです。そこへの切符を持たない選手たちは、まずは第2関門を突破すること。A会場、B会場で生き残るのは誰か。気の抜けない戦いが続きます。
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