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- 「若い子にはまだ負けねえぞ」 鈴木愛が4日間完全V! 全米女子オープン出場と“永久シード”も視野に
「明治安田レディスヨコハマタイヤ」最終日、首位から出た鈴木愛(すずき・あい)が4バーディー、2ボギーの70で回り通算16アンダーで完全優勝、通算19勝目を飾った。
9番のパーパットを沈めてピンチ切り抜ける
◆国内女子プロゴルフ<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 3月7~10日 土佐カントリークラブ(高知県) 6273ヤード・パー72>
最後のウィニングパットを決めて鈴木愛の笑顔がグリーン上ではじけた。
大会最終日、同組2位の小祝さくらに4打差リードでスタートした鈴木は1番から幸先よくバーディーを奪ったが、続く2番と3番を連続ボギーに。

「さくらちゃんにすぐ追いつかれそうになりましたが、すごく緊張感を持ってプレーしました。2番と3番がバタバタして、ショットがチャンスについても入らず、ピン位置も難しかったです。チャンスらしいチャンスも少なかったけれど耐えることができた。9番のパーパットが大きかった」
9番パー4では5メートルのパーパットを残したが、これをきっちりと沈めて悪い流れを断ち切った。その後、小祝が12番から3連続ボギーで失速すると、鈴木は落ち着いたプレーで16番パー4に続き、最終18番パー4もきっちりバーディーで締めた。
初日から首位を守り、通算16アンダーでフィニッシュ。2位タイには6打差をつけての圧勝だった。4日間首位を守っての完全優勝を果たし、ツアー通算19勝目を飾った。
「本当にこの4日間を通して久しぶりにショット、パットともに満足する内容でできました。これからはもっとショットの精度を上げていきたい」
明確な目標を目指す強い意志
この先の目標も明確だ。海外メジャーの全米女子オープン(5月30日~6月2日、ペンシルベニア州・ランカスターCC)出場のため、4月3日か5月27日時点での世界ランキング75位以上入りを目指している。現在の世界ランキングは83位で、十分狙える位置にいる。
「今年は全米女子オープンにどうしても出たいので、『ヤマハレディースオープン葛城』までに1回は勝ちたいと思っていました。それに“永久シード”獲得の30勝に向けて、早く勝ち星をあげたい」
30勝まで残り11勝という長い道のりだが、「不動裕理さんや岡本綾子さんなど本当に偉大な先輩たち。とんでもなくすごいことで、自分ができるのかなというのもありますが、目指したい」と言い切る。こうした目標が明確なのは充実感の表れでもある。
「30代でも年間女王になれるところを証明したい」とも語っていたが、2017、19年の賞金女王のタイトル以来、再び頂点に立つ強い意志を示している。
今年5月には30歳を迎える。近年は20代の若手が上位を占めつつある国内女子ツアーだが、「まだまだ負けねえぞ、っていう気持ちでやっています(笑)」と笑う。
「若い子よりも経験を積んできた。試合でなければわからない傾向もある。そういった面では自分の方が経験値は上だと思うし、実力的にもまだ上でいたいなっていう気持ちがあります」
今回の優勝で、近年は活躍が目覚ましい山下美夢有や双子姉妹の岩井千怜・明愛などの勢いに「待った」をかけた。
1000万円の寄付とインスタグラム開設
“元賞金女王”はこれから始まる30代のゴルフ人生については「楽しく送りたい」と穏やかだ。
「やりたいことをできる環境が当たり前じゃない。自分の状況を作ってくれている環境に感謝することでその場を楽しんでやっていければ。今は以前よりもちょっと楽しくゴルフができています」。
いま置かれた環境が当たり前でないということを知り、「少しでも困っている人がいれば支援をしたい気持ちがあった」と今年1月には石川県の能登半島地震の被災地に1000万円を寄付。
さらに「ファンとの距離を縮め、交流を図るため。自分の日常を知らせることで少しでも喜んでくれるなら」と今まで敬遠していたインスタグラムも今年から始めた。
30歳を目前に周囲を見渡せるようになった“心の成長”が、鈴木愛を強くしている。
鈴木 愛(すずき・あい)
1994年5月9日生まれ、徳島県出身。2013年にプロテスト合格し、ツアー本格デビューの翌14年に早くも初優勝を国内メジャーの日本女子プロゴルフ選手権で飾る。その後も順調に勝利を積み上げ、17年、19年には賞金女王の座に輝く。ツアー通算19勝。セールスフォース所属。
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