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- 「ショットもパットも全然いい」がかみ合わず…石川遼は38位に「落ち込んでます」「持ち帰るものはたくさん」
国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」のファイナルラウンドが終了。1オーバー50位タイから出た石川遼は、5バーディー、4ボギーの「71」でプレーし、通算イーブンパー38位タイで4日間を終えた。
~全英への道~ミズノオープン 最終日
◆国内男子ツアー<~全英への道~ミズノオープン 5月23~26日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 7461ヤード・パー72>
国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」のファイナルラウンドが終了。1オーバー50位タイから出た石川遼は、5バーディー、4ボギーの「71」でプレーし、通算イーブンパー38位タイで4日間を終えた。
インコース10番から出て11番パー5でバーディーを先行させたが、13番、14番で連続ボギー。その後、バーディーを4つ重ね、後半の5番、6番を連続ボギーとした。「ちょっとよく分かんないゴルフになっちゃってて、全然まだまだかなという感じで今週ずっとやってますね」と振り返った。
ゴルフの調子は決して悪くないが結果につながらない。
「ショットもパットも全然いい。ただ、そもそものジャッジが間違えているのもあるし、ラインの読みもまだまだ合っていない。パットは打ててはいるし、思ったところに打てているのが多いので、あとは目の前のコースに対して、うまく攻めていくということができればいいのかな。ショットもパットもいいですが、なかなか、それだけじゃないよなって感じですね、ゴルフは」と、もどかしさを感じている様子だ。
「ショットはこれだけいい内容でやる方が難しいかなっていうぐらいすごくいい内容でやれていて、もっと簡単なところができてないので落ち込んでます」と、トッププロならではのジレンマに陥っているようで、「ピンだけガンガン攻めて、いい時はいい、悪い時は悪いっていう単純なものだったゴルフが、もう少し自分で再現性を求めて伸ばしていけるようなゴルフをしていきたいなと思ってるんですけど、まあ簡単な道じゃないなと思うし、全部いいのでそれが故に簡単なところでミスっている感じはあります」と吐露した。
とはいえ収穫もあったようで、「最初の3試合ぐらいであまり決めきれてなかった距離のミドルパットとか、ロングパット、ショートパットは良かったんですけど、そこらウェッジやアイアンで作ったチャンスを決められるようにはなってきている」という。
「全英」の切符は逃したが、米メジャー第3戦「全米オープン」の出場権はすでに獲得している。国内メジャー初戦「BMWツアー選手権森ビル杯」(6月6日~9日)後に渡米予定だ。「持ち帰るものはこの2試合ですごいたくさんあって、まずは良かったところを固めていけるようにっていうのと、課題も明確にあるので向き合っていく。全米オープンでもやることは変わらない。日本でもアメリカでもやることは変わらないので」と話す。
今週もたくさんのファンが石川のプレーを見守った。「うれしいですね。いつも力をもらっています。がんばっていい成績を残していきたいし、またもう少し成長した姿でここに戻ってこれるようにと思っています」と締めくくった。
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